川崎市は、東京、横浜、東京湾、多摩丘陵に囲まれる街

大島エリアがある川崎市は、神奈川県の北に位置しており、北に東京、南に横浜がある利便性に優れた街だ。江戸時代には「川崎宿」が誕生し、東海道の宿場町として発展。1972（昭和47）年に政令指定都市となって以降、年々人口が増加している。

現在は人口150万人を突破し、県内でも住民の年齢中央値が若い街として、10代後半から30代前半の世代が多く住んでいる。さらに「川崎」駅前で再開発が進んだことにより、商業施設が誕生するなどして新たなにぎわいも見せている街だ。

世界に誇れる研究開発機能が集まる川崎区

川崎区は、川崎市の最も東に位置しており、市内で唯一海に面している。元々は宿場町だった旧川崎町、門前町であった旧大師町、臨海部の埋立地などで構成。明治時代に「川崎」駅が完成し、市の政令指定都市移行時に川崎区となった。

現在は市の中心地として機能するだけでなく、人口約20万人を有する住宅地としても知られている。また、日本の工業を支えてきた臨海部は、近年世界に誇れる研究開発機能が集まることでも注目されている。

「川崎」駅からは都心や空港などへ快適なアクセス

「川崎」駅には、JR東海道線、上野東京ライン、京浜東北線、南武線が乗り入れる。「横浜」駅へ約8分、新幹線が停車する「品川」駅へ約9分、「東京」駅へ約18分でダイレクトアクセス可能だ。

「京急川崎」駅から利用できる京急線も並行するように走っており、「羽田空港」まで約15分でアクセスできる。近年この2つの駅周辺では再開発が進み、商業施設だけでなく、新たな自由通路や改札口ができるなど、その利便性がさらにアップしている。

「川崎」駅周辺は再開発で県内有数のショッピングタウンに

2003（平成15）年、「川崎」駅周辺は重点的に市街地の整備を推進する「都市再生緊急整備地域」に指定。官民が連携して再開発する環境が整い、「ラチッタデッラ」や「ラゾーナ川崎」など商業施設が続々と誕生した。2006（平成18）年には「川崎駅周辺総合整備計画」が策定。駅前広場の整備や、地下街もリニューアルされた。

さらにここ数年で「川崎ZERO GATE」や「KAWASAKI DELTA」といった商業施設も新たに誕生し、ますますにぎわいが増している。2023（令和5）年11月には、駅近くに「川崎市役所 新本庁舎」が誕生し、同年11月6日に開庁式が行われた。

川崎区内で穏やかな住環境が広がる大島エリア

大島エリアは臨海部に隣接しており、「川崎」駅へもバスで15分ほどの場所に位置する。街区公園も「大島第1公園」から「大島第6公園」まで数多く点在しており、緑豊かな街並みが広がっている。「東おおしま保育園」や「川崎区保育・子育て総合支援センター」などの子育て施設、「ライフ川崎大島店」など買い物施設もあり、利便性の高い生活環境が整っている。

アクセス環境は「川崎」駅までのバス便が多くあり、近くには首都高速道路も通る。2022（令和4）年には、臨海部と「羽田空港」を結ぶ「多摩川スカイブリッジ」が開通し、羽田エリアへのアクセスも向上。空港周辺では2023（令和5）年に「羽田エアポートガーデン」や大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」が誕生しており、さらなるにぎわいの創出も期待される。

新たな魅力でにぎわう「川崎」駅や「羽田空港」が身近なうえ、落ち着いた住環境も享受できる大島エリアは、あらゆる面で暮らしやすい街だ。

「川崎」駅や世界に誇れる臨海部を身近に、穏やかな住環境が整う大島エリア
所在地：神奈川県川崎市川崎区