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「戸塚」の由来、平安期創建の史跡

富塚八幡宮

富塚八幡宮
富塚八幡宮

「戸塚」の地名の由来のひとつといわれている「富塚八幡宮」。時は平安時代、武将の源頼義と子の義家が陸奥の乱で蜂起した安倍一族を伐つべく東へ下る際、この地で一夜を明かし、夢で富属彦命(トツキヒコノミコト。当時の戸塚の鎮守神)のお告げを受けたのを元に勝利を得たことから、帰路、1072(延文4)年に創建されたとされている。

富塚八幡宮
富塚八幡宮

開運や厄除けに霊験あらたかと評判だが、境内には学問成就を司る「富塚天満宮」もあり、いろいろに願いをかなえてくれる神社といえそうだ。境内には、松尾芭蕉の句碑「鎌倉を生きて出でけむ初松魚(はつがつお)」もある。鎌倉で捕れた活カツオが戸塚経由で江戸へ運ばれていたことがうかがえる、おもしろくも貴重な句だ。

富塚八幡宮
所在地:神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3828 
電話番号:045-871-2908




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