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地元で淹れる「堀口珈琲」と無添加スイーツ

Oveja cafe

街中の一軒家の1階にある『Oveja cafe』
街中の一軒家の1階にある『Oveja cafe』

JR「東戸塚」駅西口から徒歩約10分、車や近隣の小学校に通う子どもたちが行き交う通り沿いにある、穏やかな佇まいが印象的な個人カフェ。晴れた日には、パラソルとテラス席が並ぶ店頭の扉を開けると、親しい友人の家を訪れた時のような、安心感のあるアットホームな雰囲気に包まれる。

カウンター席とテーブル席、ソファ席が並ぶ、温かみのある店内
カウンター席とテーブル席、ソファ席が並ぶ、温かみのある店内

当時、チェーン店しかカフェがなかった地元・東戸塚に、同級生たちが集える場所を作りたかった、という想いを抱き、店主の本間さんが店を開いたのは、2015(平成27)年8月。オープンして4年が経ったが、今では小中学生から年配者まで、地元の顔なじみが日々集まり交流し合う、コミュニティスポット的存在として、街の人々から親しまれているお店だ。

店名Oveja“羊”にちなみ、お客さんも提供してくれたという羊グッズが並ぶ
店名Oveja“羊”にちなみ、お客さんも提供してくれたという羊グッズが並ぶ

「こだわりは作らず、自分が美味しいと思ったものを提供する」というのが店のコンセプトだという本間さん。とはいえ、その“美味しさ”のセンスが行き届いたメニューを食せば、メニュー一つひとつに独自のこだわりが込められているのを感じることができる。例えば、コーヒーは、スペシャリティーコーヒーで有名な堀口珈琲の豆を注文毎に挽いて、ハンドドリップで提供。中でも人気の「Ovejaブレンド」は、コクがありながら苦みが少なく、コーヒーが苦手な人でも飲みやすい口当たりで、良質な豆と店主の技が生み出せる逸品だ。

コーヒーは、注文毎に一杯一杯、丁寧に淹れられる
コーヒーは、注文毎に一杯一杯、丁寧に淹れられる

そして、そんなコーヒーのお供に最適なスイーツは、手作り、かつ無添加。人気の「昭和のプリン」やケーキには、国産小麦粉や奈良県品評会で最優秀賞受賞した「白鳳卵」を使用し、砂糖は極力控えめ、生クリームは無糖を使って甘さを抑えるなど、材料のクオリティだけではなく、体にやさしいという視点も取り入れたメニューが並ぶ。コーヒーやスイーツの他にも、地元で人気のベーカリー『バゲットマジシェンヌ』の食パンを使用したトースト、また、水曜日と日曜日には日毎に内容の異なるランチ、それ以外の日には、淡路島の淡路麺業の生パスタを使ったメニューなど、さまざまなメニューを提供しており、週に何度も足を運ぶ常連も多い。

しっとりふわふわな食感の「ほうずりしたくなるシフォンケーキ」
しっとりふわふわな食感の「ほうずりしたくなるシフォンケーキ」

美味しいコーヒーや食事を味わっていると、店主や客同士の楽し気な会話が聞こえてくる。ドリンクやフードの美味しさももちろんだが、この店に人が集まるのは、何よりもこの居心地のよさを求めてなのだろうと思わせてくれる、ゆっくりと時間が流れる穏やかな店内。きっとこの空間は、「知らないお客様同士が仲良くおしゃべりできる場所を提供できたら」と語る本間さんの想いが満ちている証なのだろう。

Oveja cafe
所在地:神奈川県横浜市戸塚区川上町579-1 
営業時間:11:00~18:00
定休日:木曜日、第2金曜日
https://www.facebook.com/Oveja-cafe-1636..




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