総曲輪通り商店街
「総曲輪通り商店街」は、大手モール(大手町)から桜橋電車通りをつないでいる。アーケードは1953(昭和28)年に設置され、全国でも5番目の早さという。「グランドプラザ」と呼ばれるガラス張りの洗練された空間が設けられており、ここでは様々なイベントが開かれる。
「総曲輪通り商店街」の“総曲輪”とは、「富山城」の外堀・曲輪に由来する。こうした歴史を知るだけで、商店街歩きはより楽しくなる。飲食店、衣料品店、生活雑貨店などが並び、細い通りを曲がると個性的で、オシャレな店も増えてくる。おすすめは、地産地消をテーマにした「地場もん屋総本店」だ。
「地場もん屋総本店」を一口に言うと“農林産物のアンテナショップ”ということになる。地場産物を提供している小売店を加盟店として登録。生産者と販売者が一体となって、地元の生産物を発信しているのだ。鮮度がいいだけでなく、生産者が分かることで得られる安心感もある。また、地元の食材を味わうことで、住んでいる街への愛着も増していくに違いない。
総曲輪通り商店街
所在地:富山県富山市総曲輪3