近年の「高岡」駅周辺の整備でさらに進化したまちへ

高岡市は江戸時代に「高岡城」の城下町として発展した歴史を持つ。高岡藩は伝統産業として高岡銅器の生産を奨励したことでも知られる。高岡銅器の職人が集まっていた場所が金屋町で、今も千本格子造りのまちなみに当時の繁栄を偲べる。明治時代になると鉄道が相次いで開通し、「高岡」駅は富山県西部の交通の拠点として栄えた。

近年は、2004（平成16）年に「高岡」駅前に「ウイング・ウイング高岡」、2011（平成23）年に「高岡」駅の橋上化完成、2013（平成25）年に「クルン高岡」がオープンするなど「高岡」駅周辺のインフラ整備が進み、利便性が向上。現在も「高岡駅前東地区優良建築物等整備事業」が進行中で、さらなる魅力アップも期待できる。

「高岡」駅周辺に広がる高岡エリアは、交通アクセスや買い物の利便性に恵まれ、歴史の薫りも濃い穏やかな住宅地として注目されている。

「高岡」駅から4路線を利用可能、北陸新幹線「新高岡」駅へのアクセスも良好

高岡エリアの玄関口となる「高岡」駅はあいの風とやま鉄道、JR城端線、JR氷見線、万葉線の4路線が集まる富山県西部のターミナルだ。「高岡」駅からあいの風とやま鉄道に乗れば「富山」駅まで約18分でアクセス可能。北陸新幹線「新高岡」駅にはバスが10～20分間隔で運行されているほか、JR城端線も利用できる。「高岡」駅前には新湊市方面の万葉線や富山市、氷見市、小矢部市、砺波市方面への路線バスのほか、「金沢」駅、「名古屋」駅方面の高速バスも発着する。

国道8号や国道156号など幹線道路が充実し、能越自動車道「高岡」ICも近く、カーアクセスの利便性も高い。能越自動車道は「小矢部砺波」JCTで北陸自動車道、東海北陸自動車道に接続しており、金沢、新潟、名古屋方面へのドライブもスムーズだ。

近隣にスーパーマーケットや専門店が充実

高岡エリア周辺には「大阪屋ショップ 高岡駅南店」や「サンコー本店」などスーパーマーケットが揃い、買い物環境もよい。「御旅屋セリオ」にはこだわりの品を扱うスーパーマーケット「北野エース 大和高岡サテライトショップ」もある。「高岡」駅直結の「クルン高岡」にはコンビニエンスストアや高岡の特産品を扱う店が入り、ちょっとした買い物や土産物の購入に利用できる。

少し足を延ばせば、約200店舗が集まりシネマコンプレックスもある「イオンモール高岡」、北陸初の本格的アウトレット「三井アウトレットパーク 北陸小矢部」での買い物も楽しめる。

子育て施設、教育施設も多い

高岡エリア周辺には「高岡保育園」、「定塚保育園」など保育施設が充実するほか、「こばと幼稚園」、「いずみ幼稚園」など幼稚園も近く、子育て環境も良好だ。「御旅屋セリオ」内には遊びの広場、子育て相談、育児教室、一時預かりなどに対応する「高岡子育て支援センター」があるのもうれしい。

学区となる「高岡市立高陵小学校」、「高岡市立高陵中学校」に徒歩数分で通学可能で、高校も「富山県立高岡高等学校」が近くにあり、教育施設にも恵まれている。

公共施設や医療機関が使いやすい

高岡エリア周辺は公共施設も多い。「御旅屋セリオ」内には「高岡市オタヤ市民サービスコーナー」があり住民票などの受け取りはここで可能だ。「高岡」駅前の「ウイング・ウイング高岡」内には「高岡市立中央図書館」や「高岡市生涯学習センター」などの公共施設が揃い、気軽に公共サービスを利用できる。「高岡市民病院」や「済生会高岡病院」など高度な医療や救急医療に対応する病院にアクセスしやすいのも安心だ。

歴史の薫りが濃く、グルメの楽しみも豊富

高岡エリア周辺には、「高岡古城公園」内の「射水神社」や国宝「高岡山瑞龍寺」、重要伝統的建造物群保存地区「山町筋」、「金屋町」など歴史散策を楽しめるスポットも充実する。「高岡古城公園」内の動物園や「高岡市立博物館」に加え、近隣には高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄に関する展示がある「高岡市 藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー」もあり、子どもと楽しめる施設も多い。

JR氷見線やJR城端線には車内で寿司を楽しめる「ベル・モンターニュ・エ・メール（べるもんた）」が運行されており、富山湾や砺波平野の美しい風景を眺めながらの観光列車の旅も楽しめる。

高岡エリア周辺にはフレンチの「Restaurant Le premier（ル・プルミエ）」、寿司の「鮨金」などグルメの名店も豊富。「珈琲舎 談話室」や「和風カフェ 次元」など落ち着いたカフェも点在し、食べ歩きも楽しみになりそうだ。

長い歴史に培われた落ち着きと暮らしの利便性を併せ持つ高岡エリア。ここでは穏やかな暮らしが心地よい。

高岡市の中心地にあり交通アクセスや買い物が便利で、歴史の潤いも感じられる高岡市高岡エリア
所在地：富山県高岡市