ふつうのぱんや まきのぱん
![曳馬の住宅街にあるこじんまり小さなパン屋](https://itot.jp/p22/wp-content/uploads/2018/10/258417_makinopan_01.jpg)
曳馬中学校の東側にあたる住宅街をいくと、オレンジストライプの軒先テントが目を惹く小さなパン屋に出会う。そこが「ふつうのぱんや まきのぱん」だ。店主の牧野さんは三重に本店を構える有名パン店で約10年パン職人としての腕を磨いたのちに独立。大人見のスーパー内でのテナント店を経て、2013年より現在地へ。以来、地域に根付いたまちのパン屋として親しまれている。
![ベーシックなパン中心。手頃な値段もポイント](https://itot.jp/p22/wp-content/uploads/2018/10/258413_makinopan_02.jpg)
コンパクトな店内に並ぶのは、いわゆる凝ったタイプのパンではなく、クリームパン、カレーパン、くるみあんぱんなど、ベーシックな美味しさを楽しめるパンが中心だ。「こだわりや特長など、とくにはない。だから『ふつうのぱんや』なんです」とネーミングの理由を話す牧野さん。ただし、「普通を維持するのが、じつは一番難しい」とも。また店名をすべてひらがなにしたのは「小さな子供も覚えやすいように」とのこと。そんなエピソードからも“ほのぼの” という言葉がよく似合う店だ。
![人気のシュークリームは卵不使用](https://itot.jp/p22/wp-content/uploads/2018/10/258414_makinopan_03.jpg)
食パンをはじめ、菓子パン、惣菜パン、サンドイッチなど、商品は常時40種類ほど。毎日午前2時半から始まるパンづくりは、焼き上がったものからどんどん店頭に並び、正午近くに種類がもっとも充実する。手頃な値段も魅力のひとつだ。さらにこちらのパンは、市内ホテルのバイキングなどにも使われているそう。
![りんごの歯ごたえや形も楽しい「りんご&カスタード」](https://itot.jp/p22/wp-content/uploads/2018/10/258415_makinopan_04.jpg)
一番の売れ筋は「シュークリーム」160円(税込)。こちらは卵を使わず作られており、バター風味豊かなデニッシュ生地のシュー皮に、中身は生クリームがずっしり。クリームの甘さが控えめなので、飽きのこない美味しさを味わえる。個包装してあるのもポイントだ。そのほか定番人気の商品は「りんご&カスタード」160円(税込)や「さつまいも&カスタード」160円(税込)など。
![「さつまいも&カスタード」はちぎりパン仕立てで食べやすい](https://itot.jp/p22/wp-content/uploads/2018/10/258416_makinopan_05.jpg)
そのほかたっぷり具材が挟まれたボリューム満点のサンドイッチもおすすめ。ハズレのない美味しさで子どもからお年寄りまで気軽に安心して利用できる、近所にあると便利なパン屋さん。「ふつうのぱんや まきのぱん」はそんなお店といえるだろう。
ふつうのぱんや まきのぱん
所在地:静岡県浜松市中央区曳馬4-4-17
電話番号:053-463-1819
営業時間:7:30~19:00(売り切れ次第終了)
定休日:日曜日