最寄り駅はJR「大高」駅と「南大高」駅、名鉄「左京山」駅。JR東海道線本線と名鉄名古屋本線の線路に挟まれるようにして、「大高緑地」は広がっている。

公園の中心にあるのは「若草山」。ぐるっと回れば1km以上もあろうかという広さの芝生広場。周囲は「こもれびの小径」や「竹林散策路」、「花木園」といった自然にあふれている。「竹林散策路」は竹林の間を静かに潜り抜ける散歩道。「第1回名古屋まちなみデザイン20選」にも選定されている。「花木園」は地下からの浸み出し水による湧水湿地となっていて、ザリガニ釣りを楽しむこともできる。

子どもたちが遊ぶ施設が充実しているのも「大高緑地」の特徴。大人気はロングスライダーの備え付けられた「児童園」。グリッサンドタイプのスライダーとローラー式のスライダーの2つが繋がるようにして設置されており、下までは2台を乗り継いでいくので楽しさ2倍。その下には複数の大型遊具が設置されているので遊びごたえ十分だ。「児童園」はその他にも園内にいくつか点在している。

もうひとつの人気は2匹の恐竜滑り台と大型複合遊具が設置された「恐竜広場」。お腹に設置された階段を上ってしっぽを滑り降りる大きな恐竜滑り台は、この公園のシンボル的な存在。さらに、恐竜が楽しめる場所がもう一か所ある。「ディノアドベンチャー名古屋」だ。約900mのコースに22種類もの実物大恐竜ロボットが待ち構えていて、全長20mほどもあるアパトサウルスなど存在だけでもリアル感いっぱいだが、人が通ると恐竜が動く仕組みになっているのでさらに迫力倍増だ。

その他にも、ゴーカートやミニカーに乗ることのできる「交通公園」や、滑り台もある「水泳場」、バーベキューを楽しめる「デイキャンプ場」、パターゴルフのできる「ベビーゴルフ場」、足こぎ式と手漕ぎ式の2種類のボートが用意された「琵琶ヶ池」など、楽しみは盛りだくさん。

四季折々の風情も楽しめるたっぷりの自然と元気いっぱいに遊ぶことのできる遊具、さらには全天候型テニスコート14面、野球場3面、児童野球場1面といったスポーツ施設も有する「大高緑地」。子どもから大人まで、1日では遊びつくせないほどの充実度いっぱいの公園だ。

大高緑地
所在地：愛知県名古屋市緑区大高町字高山1-1 
電話番号：052-622-2281
https://www.aichi-koen.com/odaka/