近隣の様々な場所から見える「ツインアーチ138」。一宮市の「いちのみや」にちなんだ名前でもあり、この地域のシンボル的な存在になっているタワーだ。このタワーがあるのが「国営木曽三川公園 138タワーパーク」で、木曽川川岸の雄大な景色を生かして造られた公園となっている。

「ツインアーチ138」は、高さ138m。展望台へ登ることもでき、360度パノラマの絶景を眺めることが可能。夕方から夜にかけてタワーはライトアップされるが、翌日の天気予報に合わせて、晴れはオレンジ・ピンク、くもりはグリーン・イエロー、雨はパープル・ブルーに光るのが大きな特徴だ。

園内に咲く季節ごとの花も見ごたえがあり、夏から秋にかけてはコキアやヒマワリ、秋にはコスモス、秋から冬にかけてはパンジーなどが咲き誇る。園内には、木曽川の源流から海までの流れをイメージしてデザインされた「ローズストリーム」というバラが植えられた広大な花壇も。5品種約1,000株のバラがあり、初夏に楽しみ訪れる客も多い。

樹冠を観察できる高さ約20mの「樹冠タワー」や江戸時代の土木遺産である「猿尾堤（復元）」、森の中を散策できる「樹冠回廊」などが配置された「木づきの森」というエリアもあり、まるで避暑地の森の中を散歩しているような感覚を楽しむこともできる。

小さな子どもたちに人気が高いのは、飛んだり跳ねたり大はしゃぎできる「フワフワドーム」や、水深10～20㎝程度の「やすらぎの池」など。アスレチック、遊具、ターザンロープ、迷路、スタンプラリーなどもあり、1日居ても飽きない場所だ。

GWや夏休み、クリスマスなど年間を通してイベントも豊富で、初心者向けの星空観察会などは毎月行われているほか、冬季のイルミネーションなども人気だ。子ども向きのイベントも多く、昆虫調査や親子自然工作教室など盛りだくさん。

約900台利用できる無料駐車場も完備されており、ベビーカーの無料レンタル、授乳室などもあるので、休日には小さな子どもがいるファミリーなどでいつも大賑わいの公園となっている。

国営木曽三川公園 138タワーパーク
所在地：愛知県一宮市光明寺浦崎21-3 
電話番号：0586-51-7105
開園時間：9:30～17:00（8/13～15、11/23～12/25は21:00まで）
休園日：第2月曜日（8月・12月を除く、祝日の場合は翌平日）

https://www.kisosansenkoen.jp/~tower138/