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心優しい玉照姫に由来する縁結びの寺

笠覆寺(笠寺観音)

笠覆寺(笠寺観音)
笠覆寺(笠寺観音)

甚目寺観音・荒子観音・竜泉寺観音と並ぶ『尾張四観音』の一つで、正式名称は「天林山笠覆寺」。寺の内部や境内には、には国の重要文化財や歴史的価値の高い史跡、文化財が多数残っている歴史ある寺だ。その歴史には、藤原兼平と美濃国の豪族の娘であった玉照姫とのラブストーリー「玉照姫伝説」が深く関係している。

天平年間(729年頃)に僧禅光が、十一面観音を安置し開山したと伝えられているが、いったんは荒廃した。しかしその後、藤原兼平が、この観音像を雨の日、笠で覆った娘を見そめ、玉照姫と名付け妻とした。この縁で現在の場所に寺が建立され、笠で覆う寺、「笠覆寺」と名付けられたという伝説が生まれた。このエピソードから現在も「縁結びの寺」としても有名である。

笠覆寺(笠寺観音)

笠覆寺(笠寺観音)
所在地:愛知県名古屋市南区笠寺町上新町83 
電話番号:052-821-1367
開堂:8:00~16:00
http://kasadera.jp/




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