七里の渡跡
三重県の指定文化財になっている「七里の渡跡」は、揖斐川河口に位置する、東海道のかつての渡場跡。「七里」は、対岸の熱田(現在の名古屋市熱田区)までの距離が7里(約28km)であったことに由来する。
熱田宮宿と桑名宿はともに東海道で1位、2位のにぎわいを誇ったといわれる。東の人間から見て憧れの「お伊勢まいり」は、「七里の渡跡」と書かれた石碑がある辺りで佳境に至った。石碑とともに建つ大鳥居は「伊勢一の鳥居」と称され、伊勢神宮の遷宮ごとに建て替えられている。
七里の渡跡
所在地:三重県桑名市船馬町
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