たくさんの店が建ち並ぶ地の一画にある落ち着いた雰囲気の「ブーランジェール ルコパン アヴェックドショコラ」。女性スタッフだけで営むパン屋さんだ。

お店の広さは7～8人も入るといっぱいになるくらいの広さだが、店の中には、たくさんの種類のパンがぎっしり並べられている。

毎日90種類ほど作るとか。どれを買おうか迷ってしまうほどである。

オーナー一押しのパンは、リュスティック（130円）という長時間発酵のフランスパン。塩だけで味付けし、外は硬いが、中はしっとりもっちり。

ポテトとチーズ、栗とチョコ、枝豆とブラックペッパー、くるみと四種類。素朴な味だが、かめばかむほどパンと塩の甘さが混ざり合い、おいしさを増す。

硬くなったら、薄くスライスして食べるとおいしくいただける。

こちらのパンは、カンパーニュ（168円）。田舎風のパンという意味だそうだ。干しぶどうから起こした天然酵母を使って、ゆっくり時間をかけて発酵。酵母の持つ本来の甘さがあり、素朴な中にもほんのり甘さを感じる。

抹茶あずき、クランベリーとカシューナッツ、ホワイトチョコとゆずの3種類の味がある。