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TVアニメの舞台になった和洋折衷カフェ

懐石カフェ 蛙吉(アキチ)

不思議な空間に迷い込んだみたいだ。ステンドグラスをあしらったレトロな扉、魔法書のようなメニュー、並べられた蛙の置物、床下に泳ぐ鯉。隠れ家のように路地裏にひっそり佇んでいるが、店内は活気であふれている。ここは、「伏見稲荷」駅から徒歩すぐの場所にある「懐石カフェ 蛙吉(アキチ)」。

レトロな扉が出迎えてくれる
レトロな扉が出迎えてくれる

子どもの頃からカエルに顔が似ていると言われてきたことでカエルが好きになったという店長の磯兼有水子(いそかね ゆみこ)さんが店名を「蛙吉(アキチ)」とし、懐石カフェをオープンさせた。「お客さんが入りづらい扉のようで、オープン当初は大変でした」と磯兼さん。しかし、店内の独特な雰囲気と提供される料理の美味しさにより、徐々にファンを増やしていった。

カウンター席には世界各国のカエルの置物が並ぶ
カウンター席には世界各国のカエルの置物が並ぶ

新たなファンを獲得したのはアニメ「いなり、こんこん、恋いろは。」の中で同店が登場したことだ。いつしかアニメファンによる巡礼の聖地になったのだ。そして、常連さんが世界各国のカエルの置物を、アニメファンがアニメのグッズを店にプレゼントし、今のようなおもちゃ箱のような不思議な空間となった。

7月に提供された七夕懐石
7月に提供された七夕懐石

フレンチ・中華・和食を修行してきたというシェフが提供する料理にも遊び心が満ちている。7月に提供された七夕懐石では「織姫の鱧豆腐」や「短冊サラダ」、「天の川の水ようかん」などの七夕にちなんだ料理がたくさん。旬な食材を活かし、味付けと見た目にこだわりをプラス。ここでしか味わえない感動があるのだ。

「カレー膳」は禅僧が托鉢の際に持ち歩く応量器で提供される
「カレー膳」は禅僧が托鉢の際に持ち歩く応量器で提供される

同店の「カレー膳」も人気のメニュー。子牛の骨や鳥の骨などを2日煮込んだ出汁を使い、トロトロのカレーとして仕上げている。添えられた「りんごと梅酒の梅のチャツネ」をカレーに入れると、よりまろやかでフルーティーになる。

伏見稲荷大社の鳥居をイメージした「こんこん、恋パフェ。s」
伏見稲荷大社の鳥居をイメージした「こんこん、恋パフェ。s」

ランチタイム以外の利用では、ぜひスイーツを食していただきたい。インスタ映えするスイーツがたくさんあり、見た目もお腹も大満足まちがいなしだ。

懐石カフェ 蛙吉(アキチ)
所在地:京都府京都市伏見区深草一ノ坪町20-13 
電話番号:075-644-1530
営業時間:11:30~18:00(L.O.17:00)
定休日:日曜日、祝日、毎月1日
http://www8.plala.or.jp/cafe-akichi/




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