Session’s Brewery
2018(平成30)年10月30日にオープンしたクラフトビールの醸成工場。ペールエール、スタウト、ラガーの定番3種類に加え、個性的なバリエーションのビールを発信し続けている。イギリス・ドイツ・アメリカ産の麦芽と、 イギリス・ドイツ・アメリカ・ニュージーランド産のホップを使用し、それらを牡蠣に浸した水で仕込む。この仕込み水には牡蠣から溢れ出るカルシウムをはじめとするミネラル分がたっぷりと含まれており、「Session’s Brewery 」のビールを唯一無二のものにさせている。労を惜しまずていねいに醸造されるビールは、多くの人々に支持されている。
広島ならではの特産を活かしたさまざまなラインナップがそろう。「Bruno I .P.A」はパッションフルーツやタンジェリンのようなアロマを感じる一本。さわやかな苦味は心地よいとさえ感じる。広島産のレモンの清涼感を味わえる「広島Lemon Ale」はビールが苦手な人もスッキリと飲める。『ジャパン・グレートビア・アワーズ2020 -フルーツ・ウィートビール部門-』で銅賞を受賞した逸品だ。日本の生産量の約6割を占める広島名産の牡蠣とビールをコラボレーションさせた「OysterCityBeer PaleAle」もぜひ試してもらいたい。
施設の隣には、作りたてのビールを楽しめるSession’s Brewery BEER STAND & STORE を併設。こちらでは「ぱんちょり.」の南インドカレーやスパイス料理も楽しめる。もちろん、クラフトビールのみを購入することも可能。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、おうち時間が増える昨今、お酒は自宅で楽しむことが多くなっている。醸造設備の関係から一度の醸造料は100から150リットルと決して多くない。だからこそ希少なビールを心から楽しみたい。
1日の仕事の疲れを癒してくれたり、休日を優雅に過ごしたりと、人生のさまざまなシーンで欠かせない存在となっているビール。「Session’s Brewery」はこのエリアに暮らす際にはぜひとも利用したいブリュワリーだ。
Session’s Brewery
所在地:広島県広島市中区江波東1-12-39
電話番号:082-299-7232
営業時間:14:00~21:00、土曜日12:00~21:00、日曜日12:00~18:00
定休日:月曜日
https://www.the-sessions.co.jp/brewery/