広島県東部の中心都市として栄え、交通アクセスやショッピング施設に恵まれた福山市
福山市は江戸時代に「福山城」の城下町として発展を遂げた。現在の福山市の南側、鞆周辺は風待ち、潮待ちの港として栄え、万葉集にも描かれている。鞆周辺では今も古い街並みが残り、「都市景観100選」や「美しい日本の歴史的風土100選」にも選定された。
明治時代以降、繊維産業が盛んになり、現在も「洋服の青山」を運営する青山商事が本社を構えるなど繊維産業に関連する企業が営業を続けている。高度経済成長期には「日本鋼管福山製鉄所(現・JFEスチール西日本製鉄所福山地区)」が誕生し、工業都市として発展。今も福山市は中国地方有数の製造品出荷額を誇る。
福山市の玄関口となる「福山」駅は山陽新幹線のほかJR山陽線、JR福塩線が乗り入れる交通アクセスの拠点だ。「福山」駅から山陽新幹線に乗れば「新大阪」駅まで約1時間、「東京」駅まで約3時間半、「広島」駅まで約25分、「博多」駅まで約1時間半で移動できる。「福山」駅前からは「広島空港」への直通バスも運行されており、旅行や出張の際のアクセスも良い。
「福山」駅前には駅直結でファッションや雑貨のショップに加え福山土産を購入できる店も入る「さんすて福山」、ファッションを中心に多彩なラインナップを誇る「天満屋 福山店」といった大規模ショッピング施設が集まり、ショッピングタウンとしてにぎわう。周辺部にも「天満屋 福山ポートプラザ店」と「ゆめタウン福山」からなる「ポートプラザ日化」など大規模ショッピング施設が点在し、買い物環境に恵まれている。
福山市内には「ふくやま美術館」や「ふくやま草戸千軒ミュージアム(広島県立歴史博物館)」、「ふくやま文学館」といった文化施設が多いことも特徴だ。図書館などが入る「まなびの館ローズコム」、夏はプール、冬はアリーナとなる「福山通運ローズアリーナ」など公共施設も充実している。
福山市では「ふくやま子育て応援センター『キッズコム』」で子どもの遊び場を提供するほか、子育てに関する情報提供や休日保育を行っており、子育て中のファミリーも暮らしやすい環境が整う。
広島県西部の中心都市で交通アクセスや大規模ショッピング施設に恵まれ、子育て環境も良い福山市。ここはファミリーを中心に住まいの場としても注目が集まっているエリアだ。
広島県東部の中心都市として栄え、交通アクセスやショッピング施設に恵まれた福山市
所在地:広島県福山市