シーボルト通り
長崎市の「鳴滝」にちなんだ私塾兼診療所「鳴滝塾」の設立者であり、日本の医学向上に貢献したドイツ人医師、シーボルト。市内に建てた洋風の邸から、シーボルトは「鳴滝塾」まで徒歩で通い、日本の子弟に医学を教えていた。シーボルトが普段歩いたであろう「鳴滝塾」跡周辺の道筋は、「シーボルト通り」と名付けられている。シーボルトが好きだったとされる紫陽花が側溝の蓋に描かれている通りは賑わいのある商業地で、老舗の酢専門店や、昔ながらの商店が営業する前で、朝どれ野菜などを売る市場が開かれている。
シーボルト通り
所在地:長崎県長崎市桜馬場1 など