長崎県は海に囲まれた県であり、「琴の海」こと大村湾を囲む地形をした県でもある。長崎県西彼杵郡時津町は、大村湾南岸と県庁所在地の長崎市に接する町のひとつ。日本の中世期にあたる鎌倉時代にはすでに「とぎつ」の名が見られる、昔話に登場する史跡が残る、長い歴史を持つ街は、戦後に現在の時津町の基本になる町制が開始されて以降、産業を中心に発展することになる。長崎都市計画区域に指定されてからは、長崎市のベッドタウンとして、また、大型商業施設のような小売・サービス業を中心とした第三次産業と、町政により誘致された企業の工場群が発達した「中小企業の街」として、長崎市同様に都市化と人口増が進む。並行して、国道など道路網の整備も進み、地理的アクセス環境も向上した。一方で古代から続く歴史が育んだ自然環境も色濃く残り、利便性も兼ね備える良好な住環境が保たれている。「誰もが住みたくなる町へ」をキャッチコピーに掲げる時津町は、長崎県内でも数少ない、人口増加中の発展都市である。

主なイベント・お祭り
・浦郷ペーロン（6月）
・とぎつ夏まつり（8月）

姉妹・友好都市
・上海市金山区（中国）

長崎県西彼杵郡時津町の自治体情報
所在地：長崎県西彼杵郡時津町浦郷274-1 
電話番号：095-882-2211
https://www.town.togitsu.nagasaki.jp/