グラバー園
古くから海外の文化を受け入れ、外国の文化を盛んに採り入れてきた国際都市、長崎市。明治時代の長崎開港期には、イギリス人商人で親日家のトーマス・グラバーが貿易商社「グラバー商会」と住宅を建て、日本の近代化に一役買った。現存する国内最古の木造洋館である旧グラバー邸は現在、市内にあった歴史的建造物も移築し「グラバー園」として一般公開されている。世界遺産登録された「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつに、グラバー園内に残る「旧グラバー住宅」も含まれる。これら邸群は、日本近代化の象徴であり、また、当時の日本における西洋人の居住生活を伝える遺産として多くの観光客を集めている。
グラバー園
所在地:長崎県長崎市南山手町8-1
電話番号:095-822-8223
開園時間:8:00~18:00(夜間開園あり)※最終入園受付は20分前
定休日:年中無休
http://www.glover-garden.jp/