上野丘子どものもり公園
2002(平成14)年に開園され、「大分」駅の南の丘陵地にある、誰もが気軽に訪れることができる公園。まちなかにいながら森にいるような感覚になり、都会のオアシスのような存在とも言える。21世紀を担う子どもたちの健やかな成長を願うことがテーマになっており、子どもたちが遊び体験できる「子ども広場」には、丘陵地の傾斜をいかした大型遊具やトンボ型の遊具が設置されている。すべり台、ロープ遊具、空中通路などがあり、子どもたちはワクワクしながら遊ぶことができる。
散策路が整備されているため、森を巡りながらリフレッシュしたり、健康を維持したりすることができる。公園の頂上部にあたる「展望広場」には芝生が広がり、ここから市街地をはじめ、別府湾、由布岳、鶴見岳、国東半島などの景色を眺めることができる。インド像をモチーフにした野外彫刻や日時計の設置、また、上野遺跡群の隅丸方形周溝遺構があり、文化や歴史にふれることもできる。
そのほか園内には「大分市美術館」や、芸術に触れながら体験学習ができる「チャイルドハウス」も。谷間の湿地帯には水辺広場があり、メダカや天然記念物のオオイタサンショウウオの姿を観察することが可能。広々としたトイレ、小さな子どもも遊びやすい遊具、屋根付きの休憩所もあり、ゆっくり園内で過ごすことができる。
上野丘子どものもり公園
所在地:大分県大分市大字上野866