大分県の中心地、大分市の玄関口「大分」駅に隣接する街

大分県のほぼ中央に位置する大分市は大分県内最大の都市で、「大分県庁」を擁する大分県の中心地だ。古くは豊後国の国府が置かれ、その後「府内城（大分城）」が築かれると城下町が形成された。1960年代後半から1970年代にかけては、百貨店やスーパーマーケットが続々とオープンし、一大ショッピングタウンとして栄えた。

かつての豊後国の国府は東大道エリア南側の古国府エリアに存在したとも言われており、古くから地域の中心として機能していたことがうかがえる。「大分」駅の南に広がる東大道エリアは、「大分」駅に近い立地から暮らしの利便性が高い。「大分」駅南口周辺では近年、大規模な都市インフラ整備が進められ、魅力が高まった。

近年の発展著しい「大分」駅周辺

「大分」駅周辺では「大分」駅の高架化と「大分」駅南口の土地区画整理というビックプロジェクトが行われてきた。2012（平成24）年に「大分」駅は高架化され、2013（平成25）年には「大分」駅南口に市民ホールや図書館、子育て交流センターなどの複合公共施設「J:COM ホルトホール大分」もオープンした。2014（平成26）年には「大分」駅南口から伸びる幅100m長さ444mのシンボルロード「大分いこいの道」の全面供用が始まり、緑豊かな空間が誕生している。

さらに、2015（平成27）年には「大分」駅の高架化で生み出されたスペースに駅ビル「JRおおいたシティ」が完成。ショッピング施設「アミュプラザおおいた」、ホテル「ブラッサム大分」、温浴施設「CITY SPA（シティスパ） てんくう」などがオープンし、「大分」駅前の魅力が大きく向上した。2019（令和元）年には「大分パルコ」跡地に憩いの広場として親しまれる「祝祭の広場」も完成している。東大道エリアはこうした「大分」駅周辺の発展を存分に享受できる街だ。

緑豊かで自転車も使いやすい街へ

東大道エリアは恵まれた住環境も魅力だろう。「大分」駅南口周辺では整った景観を目指し「駅南まちなみづくりガイドライン」が作成され、落ち着きのある色やデザインの壁、道路側の緑化などが推奨されている。こうした取り組みもあり「大分駅南地区」は2019（令和元）年度の都市景観大賞を受賞した。

また、大分市では「大分市自転車活用推進計画」を策定し、自転車を使いやすい街の実現を目指している。東大道エリアから「大分」駅方面でも自動車、自転車、歩行者を分離した道路が整備され、自転車で安全快適に移動できるようになった。

大分県最大のターミナル「大分」駅至近

東大道エリアは交通アクセスの利便性も高い。最寄りとなる「大分」駅はJR日豊線、JRゆふ高原線、JR阿蘇高原線が乗り入れる大分県最大のターミナルだ。JR日豊線の特急を使えば「小倉」まで約1時間20分、「博多」駅まで約2時間10分でアクセス可能。JR日豊線で「別府」駅まで14分、「別府大学」駅まで18分、JRゆふ高原線で「由布院」駅まで44分、JR阿蘇高原線で「大分大学前」駅まで約13分と大分県内の移動も便利だ。

東大道エリア周辺には中心市街地循環バス「大分きゃんバス」も運行されている。「東大道駅1丁目」停留所、「東大道駅2丁目」停留所などから「大分」駅や「大分市美術館」方面へ100円で移動でき、平日日中は30分間隔で運行されるなど利便性も高い。

「大分」駅からは「大分空港」への直通バスも数多く運行されている。ノンストップ便なら「大分空港」まで1時間、「大分空港」から「羽田空港」へは約90分の所要時間だ。

東大道エリア周辺には国道210号、県道21号、国道10号、大分南バイパスなど幹線道路が多い。大分自動車道「大分」ICも近く、遠方へのドライブも気軽に楽しめる。

緑が彩る豊かな暮らし

東大道エリア周辺は緑も多い。東大道エリアから「大分」駅に続く「大分いこいの道」には並木の間に芝生広場もあり、心地よい散策を楽しめる。イベントも多く、スケジュールを確かめて参加するのも楽しい。

東大道エリアの南の丘に広がる「上野丘子どものもり公園」には遊具やグランドもあり、地域の人やファミリーの憩いの場として親しまれている。園内にある「大分市美術館」では企画展が随時開かれるほか、美術に関する講座や音楽会などイベントも多い。隣接する「上野ヶ丘墓地公園」は大分市有数の桜の名所で春にはお花見を楽しめる。

「大分」駅に近い利便性と緑が多く整った街並みに恵まれ、イベントも多い東大道エリア。ここでは充実した日々を過ごせるだろう。

「大分」駅前の利便性、買い物環境や住環境も向上した東大道エリアの暮らしの魅力
所在地：大分県大分市