“温かさ”が一番の魅力 町田市子どもセンター ばあん 館長 笠原元恵さん

町田市子どもセンター ばあん 館長 笠原元恵さん

“温かさ”が一番の魅力
「町田市子どもセンター ばあん」

町田市金森にある「町田市子どもセンター ばあん」は、町田市内に3か所ある児童館のうちでも最初に開館した児童館で、つくし野、すずかけ台、成瀬など町田市南部の住宅地から多くの子どもたちが通ってくる。町田街道沿いにあるため、徒歩や自転車だけでなく、バスや車でも訪れやすく、横浜市、大和市、相模原市など遠方から訪れる人も多いということだ。そんな「ばあん」の館長を務めている笠原元恵さんに、人気の理由を伺ってみた。

まず、「ばあん」の概要についてお聞かせください。

ばあん 外観

こちらの「町田市子どもセンター ばあん」は、1999年5月5日に、町田市の中でいちばん最初にできた「子どもセンター」です。町田市では「子どもセンター」と言っていますが、いわゆる児童館ですね。市内にはほかに、鶴川に「つるっこ」と相原に「ぱお」があります。

児童館ですので、0歳から18歳までのお子さんが対象となっていまして、市内のお子さんをはじめ、どなたでも利用できます。ただし未就学のお子さんについては、保護者の方の同伴が必要になります。利用料等は基本的に無料で、10時から21時まで開館しています。また、放課後に小学校低学年の児童をお預かりする学童クラブの機能も持っています。 利用の割合としては、小学生のご利用が多いんですけれども、遅くまで開いているということもありまして、わりと中学生、高校生もご利用いただいています。

実際の日々の利用状況は、どんな具合なのでしょうか?

午前中は乳幼児とお母さんが見えて、お昼を食べて帰るような感じが多いですね。そのあと、幼稚園帰りのお子さんが増えて、放課後になると小学生が来るような流れです。小学生以下のお子さんに関しては、保護者同伴の場合は21時までご利用いただけるんですが、お子さん単独の場合は18時までとなります。

ばあん 体育館

遅い時間になると中高生の利用が増えまして、中高生は子どもだけでも21時まで利用いただけます。3階には「ろふと」というミニ体育館がありますので、そこでバスケットボールをしたりとか、ダンスの練習をしたりとか、という子が多いでしょうか。「放課後の居場所」として使ってもらっています。

 

利用される際には、まず最初に利用者登録をしていただいて、「ばあんカード」というカードをお渡ししています。このバーコードを入館時と退館時に読み取って、いつ来ていつ帰ったかということを管理しています。

館内のお部屋や設備について、簡単にご紹介ください。

ばあん

建物は3階建てになっておりまして、開放されているのは2階と3階になります。2階には入口と事務室のほか、「あとりえ」「せとる」「ちゃっと」というお部屋があります。

ばあん

「あとりえ」については料理と工作ができるようなお部屋になっています。お料理をする場合、材料は子どもたちで持ち込みになりまして、事務室で受付をすると、調理に必要な道具を貸し出してもらえます。また、月に1回のお料理教室もありまして、そちらについては実費のみご負担いただいています。
工作については、毎週工作教室がありまして、地域の方や保護者の方から提供していただいた廃材などを使って工作をしております。牛乳パックやペットボトルを使ったものが多いですね。普段は自由に使っていただけます。
「せとる」は多目的に利用できるお部屋で、畳のスペースが少しあって、そこでお昼などを食べたりもできますし、定例の茶道クラブで使ったりもしています。「ばあん」には学童クラブもありますので、その育成室としても使われています。

ばあん

「ちゃっと」というのは、雑誌とか子ども向けの絵本、小学生向けの絵本などが置いてあるお部屋です。自由に本を出して見ていただけますし、小学生などはおやつを食べながら自由に話したりしています。お部屋に置いてあるおもちゃはもちろん自由に使っていただけますし、それ以外のおもちゃもスタッフルームで貸し出しを行っていますので、カードと引き換えで貸し出すようにしています。ピアノを弾く子もたくさんいます。

「てらす」は屋外の遊び場で、3階から下るらせんの滑り台と上り棒があります。滑り台は幼児が、上り棒は小学生がよく遊んでいます。お部屋の名前がちょっと変わっていますが、これは館の建設準備の段階で、お子さんが交じってどういう建物でどんな遊びをしたいか、という検討委員会があったんですね。その中で、子どもたちがお部屋の名前も考えて決めたんです。

 

3階に上りますと、「ろふと」という体育館がありまして、こちらではバスケットボール、バレーボール、バドミントンなどをはじめ、一輪車なども楽しんでいただけます。折り畳み式のステージもありますので、映写会のイベントなども開催しています

 

「すたじお」は音楽の練習などをする個室で、中高生が利用できます。毎月2回、第2と第4の土曜日にスタジオ講習会というのを行っていて、利用されたい方はその講習会を受けてから、予約をしていただいて、ご利用いただけます。費用は一切無料です。

 

プログラムについて、何か特徴的なものがありましたらお教えください。

おはなし会、工作教室、リトミック(幼児向け)などを定期的に開催していますし、予約制になりますが、陶芸や料理教室なども行っています。いずれも外部の専門講師ではなくて、職員が対応していますので、気軽にご参加いただける内容となっています。

プログラムではありませんが、「子ども委員会」というのも月に何度か開いていまして、ここでは、施設のお祭りでどんな企画をやりたいかなどを、子どもたちで話し合って、実施・運営していきます。「ばあん」独自のイベントは年に3回ありまして、5月5日の「誕生祭」、8月の「夏祭り」、12月の「冬祭り」なんですが、そこでの催し物や、「ばあん」での決まりごとを考えたりしています

子どもたちと接する際、職員の皆さんが“心がけていること”があれば教えてください。

ばあん

ここでの決まり事なのですが、来た時には大きな声で「こんにちは」、帰る時には「さようなら」の声かけをしています。これは職員に関しても同じです。

また、「ばあん」では「けがと弁当自分もち」ということをお願いしていまして、基本的には子どもたちが自分の責任で、自分で考えて遊ぶ施設になっております。ですので、職員は基本的に子どもたちを「見守る」ということを意識しながらも、子どもたちに必要とされた時には、なるべく関われるように心がけています。

「ばあん」のスタッフは児童厚生員(遊びを指導する人)という立場でして、もともと保育士や幼稚園教諭、小学校教諭などの経験をされた方が多くいますので、その点は安心していただけると思います。

笠原さんから見た、このエリアの住み心地、魅力などを教えてください。

ばあん

私も館長に着任して間もないのですが、短い間でも、地域の人同士の関わりがすごくあることを感じています。地域のお祭りなどにも誘っていただいたり、もちろんこちらもお呼びしたりしていまして、本当に、地域の方に支えられているなあって思います。「ばあん」のお祭りでも、地域の方に沢山参加していただいていますし、「ばあん」の運営委員会にも、地域の方が参加してくださっています。そんな“温かさ”が一番の魅力です。

それから、小さなお子さんをお持ちの家庭にとって、こうした子どもセンターが近くにあるというのは、子育てのしやすさにつながるのではないでしょうか。学校も近くに沢山ありまして、特に目立ったところはありませんが、落ち着いて住みやすい場所だと思います。

ばあん 外観

今回、話を聞いた人

町田市子どもセンター ばあん 館長 笠原元恵さん

住所:東京都町田市金森4-5-7
電話番号:042-788-4181
開館時間:10:00~21:00
休館日:火曜日、祝日の翌日
URL:http://www.city.machida.tokyo.jp/kids/event/center/cc_01.html

※記事内容は2013(平成25)年4月時点の情報です。

“温かさ”が一番の魅力/町田市子どもセンター ばあん 館長 笠原元恵さん
所在地:東京都町田市金森4-5-7 
電話番号:042-788-4181
開館時間:10:00~21:00
休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12月28日~1月4日)、館内清掃などの必要時
https://www.city.machida.tokyo.jp/kids/i..