手打ちそば処 あまの

“上手なものより 美味しいものを”をモットーに、その奥深さに魅せられた店主がこだわりのそばを打ち続けている手打ちそば処「あまの」。マンツーマンでそば打ちを教える“手打ちそば教室”としてはじまった同店だったが、お客さまのリクエストに応え2013(平成25)年に営業を開始。以来、口コミで評判が評判を呼び多くのファンが足繁く通うそばの名店として親しまれている。

住宅地の一軒家が営む「手打ちそば処 あまの」
住宅地の一軒家が営む「手打ちそば処 あまの」

最寄りとなるJR「浦和」駅西口より徒歩12分。地域の憩いの場として親しまれている常盤公園の近くにお店を構える同店は、住宅地のさらに奥まった袋小路に立地する一般の古民家で、はじめて訪れる勝手のわからない人にとっては、やや“勇気のいる”一歩になるだろう。

「只今営業中です」の看板を頼りに玄関の扉を開けると、リビングの奥から「いらっしゃいませ〜」とご主人の声が聞こえてくる。知人宅に訪れたかのような感覚で下足を脱ぎスリッパを履いてお家に上がると、ふた間に分かれて全12席のテーブル席がある。

全12席のテーブル席
全12席のテーブル席

落ち着いた店内はどこか懐かしい
落ち着いた店内はどこか懐かしい

店主ひとりで切り盛りする同店は、部屋の片隅にそば打ち道具が山積するアトリエのような空間で、探究心をもって日々そば打ちを続けているご主人の表現スタイルをありのまま楽しんでいただきたい。

「天せいろ」(1,300円)
「天せいろ」(1,300円)

店主おすすめの「天せいろ」(1,300円)をいただいたが、季節によって内容が変わる2種のそばを楽しめる満足度もさることながら、はっきりとその違いを感じられる個性の異なる味わいが、そばの奥深さと楽しさをあらためて感じさせてくれる。

その時々で違う2種のそばが楽しめる
その時々で違う2種のそばが楽しめる

そばと合わせて味わうセットメニュー
そばと合わせて味わうセットメニュー

取材で訪れた際には、会津の檜枝岐と鹿児島の志布志から仕入れたそばだったが、ご主人がもっとも大切にするのは産地やブランドよりも“自分の味覚に合うか合わないか”の一点で、美味しいそばを求めて日々変化し続けるのも同店ならではの特色だろう。

天婦羅も絶品だ
天婦羅も絶品だ

出汁巻玉子
出汁巻玉子

手打ちそば教室「蕎友会(きょうゆうかい)」は、現在、30名の会員がいるため新規の受付を休止しているようだが、夏休みを利用した子ども向けのそば打ち体験教室や、地元中学校への出張講座、親交のある会津のそばまつりへのお手伝いなど、常連客や地域のニーズに応えた活動にも積極的に取り組んでいるようで、そば打ちを通じて広がる地域とのつながりにも期待したい。

来店に際しては、席数に限りがあるため週末は特に事前の予約か問い合わせをしてから訪れるのがおすすめだ。またお店の周りは一般の住宅地のため、最大限の配慮をもって心地良くお店を利用したい。

※本文中の内容、および営業情報等は掲載時のものです。予めご了承ください。

手打ちそば処 あまの
所在地:埼玉県さいたま市浦和区常盤1-8-19 
電話番号:090-3100-3125
営業時間:11:30~14:00、17:30~20:00
定休日:月・火曜日





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