手打うどん 敦平

器の次は、素材のこだわり。たとえば、鴨肉であれば、現在は市場でも国内産が手に入れにくいということで、県内の養殖場と契約して100%国産の物を仕入れている。鴨肉は低カロリーで高タンパク、鉄分とビタミンを多く含んでおり、中でもコレステロール値を下げる働きがある不飽和脂肪酸が多く、血中コレステロールを低下させる作用があるヘルシーな素材だ。コクがあり、甘みがある脂味が特徴の鴨肉をはじめ、同店の豚肉も野菜も100%国産を徹底しているのだ。

さらには、無添加・減塩についてもこだわりを持っている。つゆと麺はすべて天然素材のみを使用。化学調味料、保存料、添加物などは一切使わない。また、うどんを打つ際にも、コシを強くするために塩を多量に使用するのではなく、良質な粉を使い、一般使用の約3分の1程度の量の塩で打っている。

そば
そば

打ちにおいては一切塩分を使用していないという。塩分を気にしなくてはならない高齢者の方にも安心して召し上がっていただけるうどん・そばなのである。

また、お客さまには一番美味しい状態で食べてほしいと考える同店は、うどんもそばもつくり置きはしない。すべて手打ちで、注文を受けてから初めて釜に入れる。人気の「敦平うどん・そば」(850円)に付く天ぷらも注文を受けてから揚げる。そのゆえに、打ち立て、茹で立ての麺のおいしさや、揚げ立て天ぷらのサクサク感を楽しむことができるのだ。

それぞれうどんとそばの担当制になっていて、うどんを打つのはご主人、そばを打つのは娘さんと決まっている。それぞれ別々の人間が打つことで、一人の料理人が打つのと違い、どちらかが得意ということがない。それぞれが担当のうどんやそばに特化して打っているから、よけい美味しいのである。そばのメニューは後から始めたというが、最近では固定客も増え、人気を二分するまでのメニューとなっているそうだ。中にはそばの本場・信州出身のファンもいらっしゃるとか。そばは、蕎麦の実を入れた平打ち麺で透明感のある物。そのため、打ち立てのそばの風味と食感を存分に味わうことができる。

敦平うどん・そば
敦平うどん・そば

多くのお客さまが「いつもの」というオーダーで済んでしまう「手打うどん 敦平」だが、人気のうわさを聞きつけ、はじめて来店されるお客さまも少なくない。そういったお客さまからは「人気メニューは?」と聞かれることが多いそうだ。実は、この質問には大変困ってしまうそうである。それというのも、同店では、とくにこれというのではなく、それぞれのメニューに定着ファンがいるからなのだ。

そのため、まずはうどんか、そばかを選んでもらい、このエリアの特徴であるつけ汁タイプをおススメするようにはしているという。あとは、温かい釜揚げタイプか、麺のコシを十分に味わえる冷やしタイプかを選んでいただくそうだ。

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