ル ジュール エ ヴァン 光と風

ルジュールエヴァン
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北戸田駅からほど近くに流れる川が、笹目川である。この笹目川沿いに伸びる遊歩道は、緑に包まれ、とても見通しがよく、歩いていて心が洗われるような気分になる。

ウォーターフロントというよりは、リバーサイド。どこか異国にいるかのような雰囲気に浸りながら、谷口橋をわたって公園の脇をすぎると、さらに異国情緒がいっぱいの建物が目に入る。その一階に居を構えるのが、「ル ジュール エ ヴァン 光と風」である。

ルジュールエヴァン
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店内に入ると、流れてくるのは古いシャンソン。モノクロームな映画を見ているような気分に浸りながら、少しタイムスリップでもした感じを味わいつつ、店内を眺めてみる。マドレーヌやガレットといった、どこか懐かしさを感じさせてくれる洋菓子の数々が並ぶ。贈答用の品も並び、ご近所の人たちに喜ばれているだろうということが伝わってくる。

ルジュールエヴァン
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「バタークリームのケーキがメインなんです」とオーナーシェフの矢嶋さん。120種類のレシピの中から毎日30種類ほどを提供しているそうだが、製造個数を限定してストックは一切しないのだとか。「流行に左右されない古典菓子にこだわっています」と矢嶋シェフが言う通り、並べられた品々は決して奇をてらうこともなく、スタンダードなものばかり。それが店内に入って、ほっと安心させてくれる雰囲気を醸し出しているのかもしれない。

ルジュールエヴァン
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マスコットというケーキを、食してみた。

バタークリームにラム酒が入っているという通り、ほんのりとリキュールの味わいが口に広がる。そしてアーモンドが甘く、そして固く施されており、バタークリームとの相性は絶妙。生を売りにしているケーキ店が比較的多いと感じる昨今だが、なるほど、バタークリームのケーキというのはこんなにも味わいが深いものなのか、と驚かされてしまう逸品だ。

ルジュールエヴァン
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続けて、カフェというケーキを試してみる。こちらはバタークリームがコーヒー味になっていて、これもまた相性がバツグンなのである。バタークリーム、おそるべし。そもそも何にでも合うのか、矢嶋シェフの腕がそうさせるのか、いずれにしてもバタークリームの味わいをコーヒーが引き立てている印象を受けた。

ルジュールエヴァン
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お店の横にはテラスがあり、これまた異国情緒と懐かしさを感じさせてくれるフォルムが魅力的。取材中には、上品な印象のご年輩の男女のグループが来店されていた。そういうところを見ても、おそらくこの懐かしさに親しみを感じる人たちの憩いの場になっていると思われる。

ル ジュール エ ヴァン 光と風
所在地:埼玉県戸田市笹目北町4-15 オーベルジュもみの樹1F
電話番号:048-449-7770
営業時間:10:30~20:00
定休日:第2・4水曜日



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