世界初!月面をモチーフとしたキャンプ・グランピング場が鳥取砂丘に登場(鳥取県)

滞在型の宇宙技術の社会実装を目指す世界初の試み。鳥取砂丘の月面拠点化構想の実現に向けても大きく前進。株式会社amulapoは、株式会社アドセンターパルを実施主体とするコンソーシアムに参画し、 鳥取市と鳥取県が公募する鳥取砂丘西側エリアの滞在型観光施設の整備に係る整備・運営の優先交渉事業者として選定されました。

本コンソーシアムは宇宙・地域・未来をコンセプトとした「TOTTORI SAKYU MOON PARK 鳥取砂丘ムーンパーク(仮)」を提案し、幅広い世代が楽しむことができる体験型のキャンプ・グランピング施設を整備、運営します。2022年7月に基本協定及び貸付契約の締結がされた後に、9月に現在の施設等の引渡しがされ、その後施工・整備が入り、2023年春の開業を目指しています。

2023年春開業予定

・鳥取砂丘のキャンプ・グランピング施設のコンセプト
鳥取砂丘を滞在型観光の拠点に…ゆっくりと刻まれる風紋、砂丘に移ろう光の刻印。宇宙(そら)と砂丘の間にある、ここにしかない「砂丘時間」。 長い年月をかけて創り上げた奇跡の造形「鳥取砂丘」の魅力に、先端のテクノロジーで新たな価値を加える。悠久の時を超え、未来へつなぐ、「砂丘時間」。 広大な鳥取砂丘のゆっくりとした「滞在の時間」を楽しみつつ、砂丘の歴史から未来の可能性を感じることのできる「大きな時間軸」を「砂丘時間」として体験いただけます。

・全体の整備計画
鳥取砂丘全体を考慮した、「体感する」エリアを構築し、山陰海岸ジオパークの地域の気候風土に配慮したプランニングを行います。旧サイクリングターミナル、旧柳茶屋キャンプ場、旧こどもの国キャンプ場エリアの3拠点を一帯整備し、 様々な用途で幅広い層の方にご利用いただける滞在拠点を目指します。

鳥取砂丘西側エリアに再整備されるTOTTORI KAKYU MOON PARK

・ムーンパークターミナルエリア(旧サイクリングターミナル)
老朽化したサイクリングターミナルを整備・修繕し、キャンプ・グランピング場の窓口としての役割を持たせます。既存建物を生かし、外装・1階部分をリニューアル。2階部分は機能を残し、校外学習をはじめとする各種研修用途について従前の利用にも対応します。また宇宙ショップ・アンテナショップを備え、環境や科学技術を多く学べる空間へと進化します。
宇宙有人基地を想定し、南極地域における居住基地として開発した南極移動基地ユニットを国内向けにリプロダクトしたトレーラーハウスの特別グランピング「スペースモバイルユニット」を導入予定です。また、キャンプでととのう。宇宙でととのう。鳥取スタイルのサウナエリアは、砂丘ベンチに座り、プロジェクションマッピングで月面を楽しむ新感覚サウナ「 コスモサウナ」を導入する予定です。

・ムーンフォレストグランピングエリア(旧柳茶屋キャンプ場)
エコ素材「M-WoodII」を用いたデッキに、象徴的なドームテントを活用したグランピング施設。砂丘・松林の雄大な自然をラグジュアリーに体験できる空間を提供します。夕暮れから夜にかけては7色の美しいライティングが木々の隙間からこぼれ落ち、地面と焚火を美しく彩る幻想的な空間を演出します。また雄大な自然の中で薪ストーブを活用した特別な食事体験。既存建屋を活用した全天候型野外レストラン等も造設予定です。

・こどもの国キャンプ場エリア(旧こどもの国キャンプ場)
​既存のエリアを生かしたフリーテントサイト。星空の下で雄大なキャンプを体験できます。また、キャンピングカー・トレーラーで宿泊する専用サイトも計画。欧米で主流であるナショナルパークへの宿泊文化をここにしかない砂丘の景色の中で体験をすることができます。

月面をモチーフとした滞在型施設

ミサワホームで実証中の月面における居住空間の提供を見据えた「南極移動基地ユニット」

amulapoはミサワホーム株式会社と連携し、世界初となる滞在型の宇宙技術の社会実装を目指します。ミサワホームは住環境のプロフェッショナルとして極地環境をどこよりも熟知し、JAXAの月面住居開発にもその最先端の技術を活用しています。本提案では、南極地域における居住基地として実証実験が行われている「南極移動基地ユニット」を国内向けにリプロダクトしたトレーラーハウスとして利用し、快適に極地環境を体験いただける宇宙特別グランピングをご提供させていただきます。

※itot以外の画像出典:amulapo有限会社アドセンターパル