千代田区の「秋の紅葉スポット」6選!(千代田区観光 News Letter 2022年10月号より)

東京都千代田区の観光や物産、歴史、芸術、文化といった旬の魅力をお届けするニュースレターより、秋を存分に満喫できる千代田区の定番紅葉スポットや、千代田区観光協会監修の「まるわかり紅葉特集」をご紹介します。

【1】日比谷公園
ビジネス街の癒しとも言える赤や黄に色づく園内

約16万㎡の敷地内には、イチョウやハナミズキ、イロハモミジと、黄色や赤色に染まる紅葉樹が多く見ごたえがあります。その中でも特におすすめなのは、雲形池の水面に映る紅葉と、テニスコート横から霞門に抜けるS字形のイチョウ並木。都会の疲れた心を癒してくれます。

【2】靖國神社
神々しい黄金色に染まる参道

大鳥居から本殿へと続く参道には、約240mにわたり、イチョウ並木と石灯籠が一直線に並び、黄色の絨毯が敷き詰められます。本殿の裏手にある神池庭園の色鮮やかなモミジも見どころです。秋季限定の刺繍入り朱印(初穂料 1,000円)も頒布しています。※数に限りがあります

【3】国会議事堂
議事堂へ導く黄色の絨毯

第3回 東京大回廊写真コンテスト入賞作品 「未来を託す道」 望月和夫

国会議事堂の正面、8車線の道路の両側に立ち並ぶイチョウ並木は線対称に配置され、威厳に満ちた趣があります。議事堂に隣接する前庭の南庭は回遊式の庭園で、四季を彩るさまざまな木々が赤や黄に色づきます。

【4】行幸通り
ビル群とイチョウのコントラストが魅力

皇居と東京駅をつなぐ行幸通りは、皇室の公式行事などに使われる特例都道。通常中央部分は遊歩道で、両脇にイチョウ並木が続きます。黄葉の季節になると、華やかな印象になります。

【5】北の丸公園
広大な敷地でプチハイキング気分

第2回 東京大回廊写真コンテスト入賞作品 「赤い絨毯」 神永知行

日本武道館があることでも有名な、旧江戸城の北の丸跡に造成された公園。中でも西側にあたるモミジ山と呼ばれる一帯は、イロハモミジやオオモミジなどが植えられ、紅葉のシーズンには、遠方の紅葉名所に負けない美しさになります。お散歩の途中には、リニューアルされた北の丸レストハウス内の「CAFÉ33」への立ち寄りもおすすめです。

【番外編】千鳥ヶ淵緑道
春だけじゃない! 1年に数日だけ観られる桜紅葉

春の桜の名所として人気の千鳥ヶ淵。その桜並木が、年に数日だけ、夕焼けに馴染むように一斉に茜色に色づきます。「桜紅葉(さくらもみじ)」という秋の季語にも象徴されるそのさまは、紅葉シーズンのはじまりを告げてくれます。訪れる前に、東京千鳥ヶ淵ライブカメラをのぞいてみてはいかがでしょうか。

▼東京千鳥ヶ淵ライブカメラ
URL:https://www.youtube.com/watch?v=7P9DlrY8xXc

■もっと知りたい!『ちよだの紅葉まるわかり』千代田区観光協会ホームページにて、ちよだの紅葉を特集中!

近代的な高層ビル群も、歴史を物語る趣深い石垣やお濠も、千代田区ならでは風景です。同時に、千代田区は公園も多く、都心とは思えないほど豊かな自然にも恵まれています。特に、紅葉のシーズンは、そのコントラストを楽しみに多くの方が訪れる都内有数の紅葉スポットが盛りだくさん。紅葉×城跡、紅葉×高層ビル等、千代田区内でしか見られないとっておきの秋の風景をご紹介しています。
※詳しくは、公式サイトにてご確認ください。
URL:https://visit-chiyoda.tokyo/app/feature/detail/65

itot千代田区エリアガイド「神田神保町に暮らす」より

今回、「秋の紅葉スポット」にご紹介したスポットと同じ、千代田区には古書店街で有名な神保町エリアがあります。itot千代田区エリアガイド「神田神保町に暮らす」では、古書店が並ぶ街として知られ、秋には約50万人が訪れる「神田古本祭り」や、出版社を中心に催される新書祭り「神保町ブックフェスティバル」なども開催される活気のある神保町エリアをご案内していますので、あわせてご覧ください。
URL:https://tokyo.itot.jp/jinbocho/

※itot以外の画像出展:一般社団法人千代田区観光協会