HOME >  茨城県エリア  >  水戸市 コラム  >  水戸市の利便性を潤沢に享受し、歴史と緑に寄り添う水戸南町エリア

水戸市の利便性を潤沢に享受し、歴史と緑に寄り添う水戸南町エリア

江戸時代から水戸の城下町として繁栄してきた街

「弘道館公園」
「弘道館公園」

茨城県のほぼ中央に位置する水戸市は茨城県最大の都市で、茨城県の県庁所在地でもあり県の行政や経済の中心地として重要な役割を担っている。水戸市は2020(令和2)年の中核市移行に伴い茨城県から一部の事務が移行され、より地域の特色を生かした魅力的なまちづくりが可能になった。

水戸市は「水戸城」の城下町として発展してきた歴史を持つ。「水戸城」は水戸徳川家の居城で、平山城としては国内有数の規模を誇る。現在、「水戸城」の旧本丸は「茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校」となっており、薬医門などを見学できる。三の丸に建つ「弘道館」は第9代藩主の徳川斉昭により水戸藩校として開かれたもので、今も残る当時の建物は国の重要文化財に指定されている。

「水戸城」跡周辺には、初代藩主であった徳川頼房が父である徳川家康を祀った「水戸東照宮」、第9代藩主徳川斉昭により造園された回遊式庭園「偕楽園」など水戸徳川家ゆかりのスポットが集まる。「偕楽園」は梅の名所として知られるほか、初夏のつつじや秋の萩など季節の花が美しく、日本三名園にも数えられている。

南町エリアは水戸城の武家屋敷など城下町として栄えてきて、現在でも金融機関や商店街のある活気ある街だ。南町エリアの北東を流れる那珂川や、南東に広がる千波湖や「偕楽園」などの癒しも享受できる。

「偕楽園」の梅
「偕楽園」の梅

茨城県最大のターミナル「水戸」駅

JR常磐線のほかJR水郡線と鹿島臨海鉄道大洗鹿島線が乗り入れる、茨城県最大のターミナル「水戸」駅北口を出てすぐの国道50号(黄門さん通り)を西に進めば700mほどで「南町一丁目」の交差点に着き、歩道も整備された歩きやすいルートでアクセスできる。「水戸」駅からJR常磐線を利用すれば、「上野」駅のほか「東京」駅や「品川」駅にも行きやすい。常磐線特急を使えば「水戸」駅から「東京」駅まで乗車75分で到着する便もある。都心方面だけでなく、袋田の滝や温泉を楽しめる「袋田」駅や、水族館や海水浴場をはじめ海の幸も楽しめる「大洗」駅などレジャースポットにも事欠かない。

「水戸」駅の南口、北口にはそれぞれバスターミナルが設けられている。市内各所への路線バスのほか、「東京」駅や「羽田空港」、「成田空港」、「茨城空港」への高速バスもあり、旅行やレジャーも快適だ。

自動車利用では、南町の中央を通る国道50号(黄門さん通り)をはじめとして、国道349号、国道118号などを利用でき、多方面にアクセスできる。常磐自動車道の「水戸北スマート」ICや北関東自動車道と東水戸道路の「水戸南」ICを使えば遠方にも行きやすい。

「水戸」駅北口
「水戸」駅北口

さまざまな店舗で賑わい、大型店舗も利用可能

南町エリアは城下町として栄えてきて、今でもさまざまお店が集まる街だ。ほかにも周辺には「カスミ 南町店」などスーパーマーケットのほか、「京成百貨店」もある。「水戸」駅周辺の「水戸駅ビル エクセル」など大規模ショッピング施設も使いやすい。

「エクセルみなみ」や「水戸オーパ」など「水戸」駅南口周辺のショッピング施設が充実してきている。複合ショッピング施設「COMBOX310」内にはシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ水戸」もあり、買い物ついでに映画も楽しめる。

「京成百貨店」
「京成百貨店」

水戸のさまざまな公共施設を使いこなす

南町エリアからは、さまざまな公共施設も利用しやすい。東に隣接する「三の丸」エリアには、印象的な外観の「茨城県三の丸庁舎」があり、「茨城県立図書館」や「水戸市 三の丸市民センター」などがある。「水戸中央郵便局」や「水戸警察署」もこのエリアだ。

また西北に位置する「五軒町エリア」には、現代芸術をテーマにした「水戸芸術館」や、コンパクトながらも豊かな音響を誇る「水戸奏楽堂」など文化施設も多くあり芸術を身近に愉しむことができる。西に隣接する「泉町エリア」には2023(令和5)年7月に大中小の3ホールを備える新「水戸市民会館」がオープンした。この「水戸市民会館」と「水戸芸術館」と「京成百貨店」の3施設が南北に並び位置することから、周辺エリアの愛称が「MitoriO」に決定となりさらに魅力が高まることだろう。

「茨城県立図書館」
「茨城県立図書館」

保育施設や教育施設が身近

南町エリア周辺には「あさひまちなか保育園」や「泉町保育園」などの保育施設がある。「愛恩幼稚園」や「認定こども園フレンド少友幼稚園」もあり、子どもに適した施設を選ぶことができる。

南町エリアが通学区となる「水戸市立三の丸小学校」は、水戸徳川家の藩校「弘道館」より受け継いだ伝統が底流にある小学校。水戸市では小中一貫教育を推進しているため、進学先である「水戸市立第二中学校」とも連携して9年間を見据えた教育を行っている。

「茨城大学教育学部附属幼稚園・小学校」、「茨城県立水戸第二高等学校」、「茨城県立水戸第一高等学校・附属中学校」など多数の教育施設もあり、子育て世代には魅力的な環境だ。

「水戸市立三の丸小学校」
「水戸市立三の丸小学校」

自然に包まれたり、スポーツを楽しんだり多彩に過ごす休日

南町エリア周辺は自然に親しめるスポットも豊富だ。「千波公園西の谷」では緑を眺めながらの散策を楽しめる。ザリガニや蛍なども生息しており、生物観察もできる。「茨城県三の丸庁舎」前や「千波公園」など桜の名所も多い。「千波公園」では千波湖のほとりに散策路があり、ジョギングを楽しむ人も多い。花火大会などイベントの会場になっているほか、少年の森や児童広場などの施設もある。

南町エリアに2017(平成29)年にオープンした「M-SPO まちなか・スポーツ・にぎわい広場」は芝生広場やアリーナ、カフェなどがあり、バスケットボールやチアダンスのスクールも開かれている。少し足を延ばして那珂川を渡れば、「青柳公園」の「リリーアリーナMITO(青柳公園市民体育館)」や「屋内プール」などスポーツ施設も利用できる。

南町3丁目周辺の様子
南町3丁目周辺の様子

歴史の深さと自然の癒しを享受でき、文化の高まりも感じ取れる南町エリア。自分らしく快適な暮らしを期待できるだろう。

水戸市の利便性を潤沢に享受し、歴史と緑に寄り添う水戸南町エリア
所在地:茨城県水戸市 




PAGE
TOP