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落ち着いた空間が広がる、地域のみんなの居場所カフェ

ヒビキカフェ

JR「桶川」駅から徒歩約10分、穏やかな住宅街の中にある古民家カフェ「ヒビキカフェ」。シックで味のある黒塀に囲まれた空間に一歩足を踏み入れると、陽の光に包まれた開放感あふれる明るいテラス席が並び、店の温かな雰囲気と居心地のよさが漂ってくる。

教員や学生のボランティアが、若者に勉強を教える機会も設けている
教員や学生のボランティアが、若者に勉強を教える機会も設けている

明るい採光が差し込む店内には、大きなダイニングテーブルに木製カウンター、2人掛けソファ、そして壁に敷き詰められた様々なジャンルの書籍が並ぶ。まるで知人の書斎を訪れたような、初めて来たけれど何となく落ち着く、そんな心地よい空間が広がっている。

 一人でも落ち着いて時間を過ごせるカウンター席
一人でも落ち着いて時間を過ごせるカウンター席

店では、ドリンクは自家焙煎珈琲を中心にソフトドリンクやアルコール数種、フードは、ボリュームしっかりのランチから軽食、ケーキなどのデザートメニューまでを取り揃えている。自家焙煎珈琲は、ハンドピックで丁寧に焙煎しているとのこと。複数種あるメニューの中でも特に人気が高いのは、4種の豆をオリジナルブレンドした「ひびきブレンド」。バランスよく酸味と苦味を感じることができる、飲みやすさが特徴の逸品だ。また、フードメニューでは、大きな唐揚げがのった「からあげ丼」、ホロホロの手羽先とトマトの酸味が効いた「チキントマトカレー」など、子どもも大人も美味しく食べられるメニューを提供している。

気に入った本があれば、持ち帰ってもOK
気に入った本があれば、持ち帰ってもOK

店では、「ひびきブレンド」をはじめ、珈琲豆販売も行っており、珈琲豆は200gにつき50円を若者支援として役立てている他、イタリア発祥のカフェ文化に倣い、2杯分の珈琲代金を払い、1杯分を誰かのために保留する「保留珈琲制度」を導入しているなど、独自の取り組みも行っている。

水はほぼ使わず、野菜の水分で調理される「チキントマトカレー」
水はほぼ使わず、野菜の水分で調理される「チキントマトカレー」

また、店舗2階の和室では、希望者に場所を貸し出し、着物リメイク教室、ガーデニング教室など様々なイベントを開催。 そうした取り組みや店づくりについて知ると、この店の居心地のよさの理由が少し分かってくる。店を運営しているのは、2008(平成20)年に閉校となった浦和商業定時制高校の太鼓部を母体としたプロ太鼓集団「響」。聞けば、カフェを開いたのは、孤立した若者たちの支援を行う響が推進するプロジェクト「Moonlight Project」の一環とのこと。こういった目的に基づく活動が、店の居心地のよさにつながっている。やさしさに触れたくなったら、この月明かりの下を訪れてみるといい。

ヒビキカフェ
所在地:埼玉県桶川市南2-4-13 
電話番号:048-775-7667
営業時間:11:00~20:00 
定休日:水曜日
http://blog.livedoor.jp/hibikicafe/




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