「みそのウイングシティ」の開発が進み、新しい街として発展を続ける浦和美園
さいたま市の南東部に広がる緑区はその名の通り、緑豊かな住宅地が広がり、ベッドタウンとして注目されている。そのなかでも、埼玉高速鉄道「浦和美園」駅に広がる美園エリアは近年の土地区画整理事業により美しい街並みが整備され、落ち着いた住宅地が広がっている。都内へのアクセスも便利なので、今暮らす街として注目を集めている。
「浦和美園」駅開業をきっかけに土地区画整理事業がスタート
2001(平成13)年に埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線の「浦和美園」駅が開業し、「浦和美園」駅周辺では大規模な土地区画整理が始まった。2006(平成18年)には「みそのウイングシティ」として街びらきが行われ、その後、ショッピング施設や公共施設が続々と誕生し、子育てファミリーが多く移り住むようになってきた。発展とともに人口が増加し、2019(平成31)年4月には「さいたま市立美園北小学校」や「さいたま市立美園南中学校」が新しく開校し、子育て・教育環境もさらに充実している。
美園周辺では2001(平成13)年に「埼玉スタジアム2002」がオープンし、翌年の2002(平成14)年には「FIFAワールドカップ」が開催されるなど、“サッカーの街”としても知られている。現在も「埼玉スタジアム2002」はサッカーJリーグの「浦和レッズ」のホームスタジアムとして、試合が開かれる日には多くのファンでにぎわっている。
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線で都内へ直結
美園は交通アクセスの利便性も高い。最寄りとなる「浦和美園」駅から利用できる埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線は、東京メトロ南北線と東急目黒線への直通運転が行われている。「浦和美園」駅から「飯田橋」駅に39分、「永田町」駅に46分と、いずれもダイレクトアクセスできるのが大きな魅力。「東京」駅には「王子」駅でJR京浜東北線に、「新宿」駅には「駒込」駅でJR山手線に乗り換えればアクセス可能だ。埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線は「浦和美園」駅が始発となり、座って移動できることもうれしい。
エリア付近には国道463号や国道122号など幹線道路が通過し、自動車も使いやすい。東北自動車道の「浦和」ICもエリアのすぐ西側にあり、遠方へのドライブも気軽に楽しめる。
スーパーマーケットや専門店に加え、大規模ショッピング施設も徒歩圏内
美園周辺には夜10時まで営業し、医薬品の扱いもあるスーパーマーケット「イオンスタイル美園三丁目」のほか、「ヤマダ電機 テックランド浦和美園店」「ケーズデンキ 浦和美園店」「カインズ浦和美園店」など大型の専門店が揃い、多彩な買い物を身近に済ませることができる。
「浦和美園」駅の南には約170店舗のショップが集まり、シネマコンプレックス「イオンシネマ浦和美園」も入る大型ショッピング施設「イオンモール浦和美園」があり、休日の買い物の楽しみも多い。
ソフト面での子育て支援も充実
美園周辺には「あいう園浦和美園ウイングシティ保育園」や「ステラさいたま大門保育園」など保育施設が多く、子育てファミリーが暮らしやすい環境が整う。通学区の「さいたま市立美園小学校」や「さいたま市立美園南中学校」も美園から通いやすい場所にある。小学校は通学区以外の学校を選択できることも魅力だ。
また、美園周辺の子育てイベント情報などを、人工知能を活用して発信するスマホアプリ「美園子育てスタイルBambi(バンビ)」を2019(令和元)年にサービス開始するなど、ソフト面の子育て支援にも力を入れているのが特徴だ。
先進的な取り組みが行われ、今後のさらなる発展も期待
近年、美園周辺は東京都内へのアクセスに恵まれていることから、マンションや戸建て住宅の建設が進み、多くの人が暮らす街に進化した。2019(令和元)年4月以降にスーパーマーケット「イオンスタイル美園三丁目」や子ども用品店「西松屋浦和美園店」が開店したほか、「huittrois(ユイットトロワ)」や「The old man’s Cafe. 浦和美園店」などグルメの店もオープン。そのほか、これまで小児科がなかった美園に「ゆうすずこどもクリニック」が開院したことで、暮らしを支える施設がさらに充実した。
今後も人口増加は続き、それに対応した街の整備が続くと考えられる。例えば、2024(令和6)年3月末には「順天堂大学医学部附属浦和美園病院」が開院する予定だ。また、美園周辺では自転車シェアリング「エコモビ」が実用化されているほか、バスの自動運転実験など先進的な取り組みも行われている。
すでに暮らしの利便性に恵まれ、将来性も豊かな美園。ここは確かに多くの人の人気を集める魅力が揃っている。
「みそのウイングシティ」の開発が進み、新しい街として発展を続ける浦和美園
所在地:埼玉県さいたま市緑区