近年の開発で利便性が向上し、今後も発展も期待される所沢市東住吉
埼玉県西部に位置する所沢市は、古くから交通の要衝として発展し、現在も中核都市として重要な役割を果たしている。所沢市の玄関口となる「所沢」駅の西側に広がる東住吉周辺も多くのショッピング施設に恵まれ、利便性の高い街として注目されている。
都市インフラ整備で便利で快適な街へ
近年、東住吉周辺では再開発など都市インフラ整備が続けられてきた。1986(昭和61)年には「所沢」駅西口の再開発が完了し、「西武所沢店(現・西武所沢S.C.)」などが入る「ワルツ所沢」がオープン。同年には「所沢」駅東口駅前に「西武鉄道本社」が移転し、「所沢」駅東口も開設されている。2016(平成28)年には「所沢中央病院」がリニューアルしたほか、2020(令和2)年には駅直結の商業施設「グランエミオ所沢」の新エリアが開業し、49店舗がオープンした。
2019(令和元)年度中に所沢東町地区第一種市街地再開発事業や「所沢警察署」の庁舎建て替えも完了。2020年には「所沢」駅東口の駅ビルが完成。所沢駅西口北街区第一種市街地再開発事業や「ところざわサクラタウン」の整備も完了し、さらなる利便性向上が期待される。
西武池袋線と西武新宿線の2路線を利用可能
西武池袋線と西武新宿線が乗り入れる「所沢」駅に近い東住吉は交通アクセスの利便性が大きな魅力となる。西武池袋線の急行に乗れば「池袋」駅へ32分(日中時23分)でダイレクトアクセス可能。西武池袋線には東京メトロ有楽町線や東京メトロ副都心線への直通電車もあり、「有楽町」駅や「銀座一丁目」駅、「新宿三丁目」駅、「渋谷」駅などにも乗り換え不要だ。西武新宿線なら「西武新宿」駅へ急行で約44分(日中時34分)でアクセスできる。
「所沢」駅からは「羽田空港」や「成田空港」への直行バスがあり、旅行や出張の際のアクセスも良い。
エリア周辺には国道463号所沢入間バイパス、国道463号浦和所沢バイパスなどの幹線道路が多く、自動車も使いやすい。国道463号浦和所沢バイパス沿いには関越自動車道「所沢」ICもあり、高速道路にも短時間でアクセスできる。
ショッピング施設やグルメの店が充実
東住吉周辺は「所沢」駅直結の「グランエミオ所沢」、「西武所沢S.C.」など多くのショッピング施設が集まるショッピングタウンとして賑わう。「西友 所沢駅前店」などスーパーマーケット、歩行者天国も行われる「所沢プロペ商店街」もあり、買い物も便利だ。
「イタリアン オット」などおしゃれなグルメの店が多いことも魅力だ。多国籍料理の「音楽喫茶MOJO」ではライブが行われることも多く、音楽を楽しみながら食事を味わえる。所沢市は「焼だんご」と「武蔵野うどん」がご当地グルメとして知られ、エリア周辺にも人気店が点在している。
幼稚園、保育施設が多く、子育てしやすい街
東住吉周辺は「所沢第一文化幼稚園」や「所沢市立所沢保育園」など徒歩圏内の幼稚園、保育施設が多く、選択肢に恵まれている。「所沢市立南小学校」や「所沢市立南陵中学校」にも通学しやすく、子育てファミリーが暮らしやすい環境が整う。
東住吉周辺は緑に親しめるスポットも多い。エリアの北には広大な敷地を誇る「所沢航空記念公園」があり、四季折々の移ろいを感じられる。公園の敷地内には「所沢航空発祥記念館」も建ち、ファミリーで見学するのも興味深い。
エリアの南には狭山丘陵が広がる。狭山湖や多摩湖周辺には「西武園ゆうえんち」や「ベルーナドーム」といった施設もある。西武新宿線を使えば、蔵造りの街並みが広がり、小江戸と呼ばれる川越も近く、休日の楽しみは尽きない。
埼玉県有数のターミナルであり、ショッピングタウンとしてにぎわう「所沢」駅に近い所沢市東住吉。ここでは平日も休日も充実した時間を楽しめるだろう。
※この記事は2019(平成31)年3月に執筆されました。
近年の開発で利便性が向上し、今後も発展も期待される所沢市東住吉
所在地:埼玉県所沢市