地域ゆかりの作品を展示する都市型美術館

うらわ美術館

うらわ美術館
うらわ美術館

JR京浜東北線・東北本線・高崎線が通る「浦和」駅に近い「うらわ美術館」は、「浦和センチュリーシティビル」の3階にある。同美術館では「地域ゆかりの作家」の作品と「本をめぐるアート」の2つをテーマとして収集・展示を行っている。「地域ゆかりの作家」としては、関東大震災の後、浦和にアトリエを構え活動拠点とした優れた美術家たちの作品群で、瑛九、高田誠、寺内萬治郎をはじめとする浦和に縁のある美術家たちの優れた作品が対象となっている。

うらわ美術館
うらわ美術館

「本をめぐるアート」は、挿絵本や装丁本、詩画集といった芸術性の高い本や、本をテーマとした立体作品など。日本ではあまり注目されていない分野ではあるが、海外ではすでに芸術として位置づけられている。たとえば、ピカソやマティスはそれだけで作品となる美しい絵を挿絵として本に描いており、そういった挿絵は版画で1冊ずつ刷り込まれているため発行部数が少なく、希少本扱いになっているのだ。「うらわ美術館」では、そんな他の美術館と一味違ったピカソの作品を鑑賞することができる、貴重な場所なのである。

うらわ美術館
所在地:埼玉県さいたま市浦和区仲町2-5-1 浦和センチュリーシティ3F
電話番号:048-827-3215
開館時間:10:00~17:00(金・土曜日は20:00まで)※最終入場は閉館30分前
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間、その他
https://www.city.saitama.jp/urawa-art-mu..




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