パンと、惣菜と、珈琲と。
「市役所通り」沿いに2015(平成27)年11月にオープンした「パンと、惣菜と、珈琲と。」は、珍しく分かりやすい屋号が印象的だ。JR・秩父鉄道「熊谷」駅から徒歩10分ほどの距離だが、遠回りになってでも訪ねる価値がある。
扱っている商品は、いずれも国産小麦を使用。化学調味料と保存料は使用しないのもこだわりだ。また、できる限り地元の野菜を使うように心がけているとのこと。かつては当たり前のことだったが、そのひとつひとつを実践するのが難しくなっている今日。そうした姿勢を貫くのは消費者と地元に対し、誠実に向き合っているからにほかならない。
店内は3フロア構成になっており、1階で購入して2・3階で商品をいただくこともできる。定番商品は、活性水素水を使用した「100%加水パン」や、よつ葉バターを贅沢に使った「生きているパン」など。そのほか、惣菜系やハード系のパンも充実している。
また、日替わりの「ランチBOX」も人気で、キッシュ、サンドイッチ、オープンサンドがそれぞれ日替わりで用意されている。惣菜4種、珈琲かスープ、ジュースのいずれかがセットになる。トースターもあるので自身で焼き加減も調整できる。
パンも、惣菜も、珈琲も、どれを取っても正直で誠実な味わいだ。一度その魅力を知れば、自然と足が向いてしまうほどに日常的な存在となるお店だろう。
パンと、惣菜と、珈琲と。
所在地:埼玉県熊谷市宮町2-131
電話番号:048-501-7330
営業時間:9:30~17:00
定休日:日曜日