善太郎
西武新宿線「本川越」駅から徒歩9分、入り組んだ住宅街の一角に手作りパンのお店「善太郎」がある。お店の入り口には、かわいらしいゴリラの人形がちょこんと椅子に座っている。店主に尋ねるとお店の目印として飾っているらしく、ゴリラは2代目。初代はネコのぬいぐるみだったそうだ。店内は明るく清潔感にあふれており、店内に入ると、焼きたてパンのいい香り全身を包み込む。美味しいパンを生み出すオーナー様と、ほがらかな笑顔が素敵な奥様が出迎えてくれる。
食パンは、ヨーグルトとバター入れた生地を使った「生食」と牛乳100%の生地を使った「ネジ生」の2種類。生食はトーストにするともっちりとした食感が楽しめる。「ネジ生」はさっぱりとした味わいが特徴で、サンドウィッチにすると、どんな食材にも合うとのこと。手に持った時のずっしりとした重みはパン好きにはたまらない。
柔らかい食感が楽しめる「プチ食」はレーズンやシナモンシュガー、チェダーチーズやカマンベールチーズといった具が入った食パンで、おやつにもぴったりだ。その他にもバケットなどのハード系、菓子パンやベーグル、バターケーキ、シフォンケーキといったデザート系までそろっている。商品によっては予約で売り切れてしまうものもあるという。お目当てのパンを確実に手にしたいなら予約がおすすめだ。
特別な日に食べるパンではなく、日々の生活の中でそばにある、そんなパンであって欲しいと、オーナー。一見の観光客ではおそらくたどり着けない場所、まさにこの街に生活する人のためにあるようなパン屋さんだ。
善太郎
所在地:埼玉県川越市松江町1-10-7
電話番号:049-222-0683
営業時間:11:00~19:00
定休日:月・火・日曜日