茨城県との県境にあり、利根川と手賀沼に挟まれた地の利と、国道と鉄道2路線が交差する交通の要衝という地の利を活かして、古くから栄えてきた千葉県我孫子市。手賀沼の水辺と自然の織りなす景観の美しさから、明治時代から昭和初期にかけては「北の鎌倉」と呼ばれるほどの別荘地になり、明治時代に活躍した白樺派の文人が好んで別荘を構えた。現在でも市内には、別荘または邸宅に使われた建物が現存し、我孫子市の名所旧跡として公開されている。高度経済成長期には水質ワースト1の汚名も存在した手賀沼であったが、手賀沼の自然を愛する市民の地道な活動により汚名返上。現在は関東地方有数の野鳥飛来地として知られ、市民にとってかけがえのない憩いの場になっている。豊かな水と緑に恵まれた市は、都心へ約20分の通勤圏内にあることから、首都圏のベッドタウンという一面も持ち、住まいの地として選ぶ人は増えている。

千葉県我孫子市
所在地：千葉県我孫子市我孫子1858 
電話番号：04-7185-1111
https://www.city.abiko.chiba.jp/