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昭和初期から店を構える老舗の乾物屋

湯浅乾物店

種類豊富な食材が並ぶ店内
種類豊富な食材が並ぶ店内

「湯浅乾物店」は、昭和初期から店を営む老舗の乾物屋。「昔から乾物を専門に扱っています。スーパーが増えたことで周りの乾物屋は少なくなりましたが、私どもは商品を厳選し、種類の豊富さでは負けません」と語ってくれたのは専務の湯浅氏。扱うジャンルは40種ほどあり、種類は1,000アイテムを超える。雑穀、豆、砂糖などなど、和食を楽しむうえで必要なものは何でも揃っている。2002年に建物をリニューアルしたので、とても清潔感のある雰囲気で居心地がいい。

缶詰だけでもこのバリエーション
缶詰だけでもこのバリエーション

「お客様に驚かれるのは種類の豊富さです」と湯浅氏がいうとおり、缶詰だけでも「寒さばの水煮」や「鯨大和煮」、「コンビーフ」などなど、棚一杯に商品が並ぶ。「砂糖を見てください。これだけの種類を置いているスーパーはないでしょう」と、ビタミンやミネラルを豊富に含んだ「洗中ザラ糖」や、北海道十勝産「てんさい糖」、黒蜜の味が懐かしい「玉砂糖」などもある。

葱や生姜、蜂蜜など千葉県産の食材を用いて作ったタレ「味禅」
葱や生姜、蜂蜜など千葉県産の食材を用いて作ったタレ「味禅」

「これは、市川産のお土産としてピッタリです」と湯浅氏がおススメしてくれたのは、葱や生姜、蜂蜜など千葉県産の食材を用いて作ったタレ「味禅」だ。サラダにもしゃぶしゃぶにも合う。タレをかければ料理がグッと美味しくなる。合成着色料や人工甘味料、化学調味料は使われていないのでヘルシーだ。

現在の店舗は2002年に改装されたもの
現在の店舗は2002年に改装されたもの

地元で採れた野菜も販売されている。「夏はトマトやキュウリが美味しいですよ。それから、近所のお店で作られた豆腐も人気があります」と、湯浅氏は地元密着の姿勢を大切にしている。

最後に湯浅氏は、「この街は、自然も多いし、交通の便もいいし、とても住みやすいです。昔から住んでいる人は離れられないでしょうね」と、市川市の魅力を教えてくれた。スタッフには、地元の主婦たちが多いそうなので、乾物を使った料理のことはもちろん、地元の情報も教えてもらえそうだ。同じ建物の隣には、親戚が運営する海産物のお店がある。

※この情報は2019(令和元)年5月時点のものです。

湯浅乾物店
所在地:千葉県市川市市川1-23-7 
電話番号:047-326-5515
営業時間:9:30~19:00
定休日:日曜日
https://grocery-store-5398.business.site..

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