萌季屋
JR「本八幡」駅北口から徒歩2分、「八幡一番街商店会」にある「萌季屋」は「ものづくりの精神」を大切にする珈琲豆の専門店である。木のぬくもりを感じる店内に入ると、来訪者を出迎えてくれる珈琲の香ばしい香りが心地良い。「萌季屋」では昨日より今日、今日より明日。美味しいコーヒーを提供できるよう、日々コーヒーに向き合い続けている。
コーヒーの原料である生豆は、世界基準に頼り過ぎず、店主が魅力を感じたものを厳選している。また、ローストの方法や深さを調整し、オリジナルの味を見出すことにこだわっている。同じ素材を使用してもローストのエッセンスにより表情は様々に変化する。そして初見ではわからない奥深さが現れる。そんなプロのローストを身近に味わえるのはこのエリアに住む特権の一つと言えるだろう。
「もえぎやブレンド」は、透明感があり果実などの複雑な甘さを心地よく感じられる「萌季屋」一番のおすすめ商品。苦味は強く、後味は不快さを与えないチョコレートのようなやわらかさ。そして果実、キャラメルのような甘味を堪能できる。「太陽の微笑み」はフレッシュな果実の質の良い酸味、心地よい甘み、瑞々しさを表現したブレンド。低めの濃度で抽出すれば、温度が低くなるごとに果実味を味わえる。その他にも、上品な深みとしっかりしたコクを楽しめる「満天の輝き」や、洋酒のような芳醇な香りと味わいの世界を表現する「熱帯の魅惑」など、好みに応じた様々なブレンドがラインナップされている。パッケージも可愛らしく、自宅で楽しむのはもちろん、コーヒー好きの友人への贈り物としても重宝するだろう。
カシスやブラッドオレンジのような豊かな果実味としっかりとしたコクが楽しめる「ケニア カビンガラ ウエットミル」、やわらかい口当たりとやさしい甘みが特徴の「東ティモール ヴェロニカ」など、ストレートコーヒーもバリエーション豊富。インタビュー中にもコーヒー豆を求める客は後を絶たなかった。コーヒーの味はもちろん、温かい人柄と丁寧な接客が多くの人を惹きつけるのだろう。
店主の石井さんに街の魅力をお聞きしました!
「本八幡は都心に近い利便性の高さと、下町情緒が同居する街です。ここで昔から暮らす人は凛としていて、自分に誇りを持っている人が多いですね。お店がある「八幡一番街商店会」にはお子様連れからご年配の方まで、様々な世代の方がお買い物にいらっしゃいます。最近ではファミリーの方が多く引っ越されてきていますが、商店街は昼間の時間帯は車の侵入が禁止されていますので、安心してお買い物を楽しんでいただけるかと思います。」
萌季屋
所在地:千葉県市川市八幡2-7-11
電話番号:047-336-4030
営業時間:10:00~19:00(日曜日、祝日は18:00まで)
定休日:木曜日、第1・3水曜日
https://moegiya-coffee.com/