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区内最古の幼稚園、キリスト教系教育中心

江戸川双葉幼稚園

江戸川双葉幼稚園
江戸川双葉幼稚園

1941(昭和16)年から続く歴史ある幼稚園で、キリスト教精神に基づいた教育が行われている。5代目の園長は「子どもたちには、自然の中で伸び伸びと育ってもらいたい」と教育方針を教えてくれた。方針通り、園内には緑が多く、取材当日も子どもたちが園庭で元気に遊んでいた。「大人が子どもにあれこれ言うのではなく、子どもの力を信じてあげることが大切です。信頼された子どもは自信を持ち、人を信頼することもできるようになります」と園長先生。

読み聞かせを大切にしている
読み聞かせを大切にしている

園内には、数千冊の絵本が置かれた充実の図書館がある。ドアを開けるとそこには本棚がずらりと並び、厳選された上質な絵本が置かれている。子どもたちがワクワクするような空間だ。園長先生は「読み聞かせを大切にしています」という。耳と目で情報をキャッチすることで子どもたちの想像力や共感力がぐんぐん伸びるそうだ。

テーブルの上には大きな世界地図が置かれ、子どもたちが世界を意識するきっかけに。「この世界地図を見ている子どもが『小岩はどこ?』と聞いてくるんです。面白いですよね」と、図書館を管理している先生がほっこりするエピソードを教えてくれた。

子どもたちが見せてくれたぶどう
子どもたちが見せてくれたぶどう

園内を歩いていると、「写真を撮ってもいいよ」と子どもたちがぶどうの実を持って集まってきてくれた。人懐っこい子どもたちが多い。園庭では、キュウリやトマト、クワ、モモ、ビワ、カリンなどの食物が育てられている。食べ物が食卓に並ぶまでの経過を子どもたちは学ぶことができる。この日は、トマトやぶどうが食べごろにまで育っていた。年長の子どもが脚立を上ってぶどうを採り、それを年少の子どもが食べるそうだ。

園庭には子どもたちの元気な声が響く
園庭には子どもたちの元気な声が響く
自然の中で伸び伸びと成長できる環境が整っている
自然の中で伸び伸びと成長できる環境が整っている

「小学生になった子どもたちは、教科書で食べ物の仕組みや昆虫の生態を勉強します。その時に、幼稚園の経験を思い出してくれるはず」と、園での活動が将来に繋がることを園長先生は確信している。近くの江戸川で自然に触れるなど、自然環境を存分に生かした教育が行われている幼稚園だ。

江戸川双葉幼稚園
所在地:東京都江戸川区北小岩2-20-18 
電話番号:03-3657-1959
http://www.futaba.ac.jp/




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