旧岩淵水門
首都圏最大の川幅を持つ、「荒ぶる川」こと「荒川」。その名のとおり、かつては氾濫を繰り返していた。大正時代に8年の歳月をかけて建造された「旧岩淵水門」は、荒川治水事業のシンボル。9m幅のゲート5門で構成された水門は、パナマ運河建設に携わった青山士(あおやまあきら)が工事監督者だった。赤く塗られていることから「赤水門」と呼ばれており、昭和末期に新水門「青水門」が完成してからはその役目を終え、現在は東京都選定歴史的建造物に指定されて歩行者自転車専用橋になっている。
旧岩淵水門
所在地:東京都北区志茂5-42-6付近
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