バワリー・キッチン
空間プロデューサーの山本宇一氏が手掛けたカフェ「バワリー・キッチン」。ご自身もカフェに顔を出し、カフェの運営に携わっている。店長を任されているのは君塚さん。ここのカフェで5年以上も働いているので常連客とも顔なじみだ。お店の特徴について君塚さんは「美味しい料理が味わえるので定食屋のようなお店です」と語る。メニュー表には、イタリアンから和食まで幅広いメニューが並んでいる。
「料理が自慢」というだけあり、出される料理はどれも大好評。なかでも大人気なのが「グリルチキン ゴルゴンゾーラ」だ。これは夜のグランドメニューの1つで、骨付き鶏もも肉を贅沢に使った極上の一皿。ゴルゴンゾーラの濃厚なソースが決め手となっており、隠し味のパイナップルがさらに旨さを引き立てる。ワインとの相性も抜群だ。他にもパスタやピザ、サラダ、スープなど、種類が豊富だ。
デザートも充実しているので女性からの人気も高い。この日は13種のケーキが黒板に書きだされていた。その中からお勧めのケーキということで「チョコストロベリーショート」を注文すると、ピンク色の見た目がワクワクさせてくれるケーキが登場。フォークを入れるのがもったいないくらいの見た目で、上品な甘さがコーヒーによく合う。
店内はシックで落ち着いた雰囲気。「昔は車のガレージだったんです」という通り、無駄がなく、とてもシンプルな作りになっている。夕陽が差すと店内には哀愁が漂う。お店の真ん中には、賑やかなオープンキッチンがあり、まるで隠れ家のようだ。
入口を入ってすぐのところにはテーブル席があり、オープンキッチンの奥にはテーブル席がずらりと並ぶ。大勢でワイワイと楽しい時間を過ごすことも、一人や二人で落ち着いた時間を過ごすこともできるだろう。
君塚さんは駒沢という場所について「とても落ち着いた場所で過ごしやすいですよ。お店の前を歩く人たちを見ると、急いでいる人が少ないんです。それだけ時間や気持ちに余裕のある人が多いのかなと思うこともあります」と、緑に囲まれ穏やかな時間が流れる街の魅力を教えてくれた。「駒沢オリンピック公園」を散策したついでに美味しい食事をしてから家に帰る。とっても贅沢な時間を過ごせそうだ。
バワリー・キッチン
所在地:東京都世田谷区駒沢5-18-7
電話番号:03-3704-9880
営業時間:9:00~翌4:00
定休日:無休
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