小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵」駅の南口を出て、バスロータリーに向かう途中。赤いオーニング屋根と2人掛けの小さなアイアン製のベンチが置かれた、可愛らしいパティスリーがある。パリとウィーンにて研鑽を積んだ、鈴木鉄士氏がオーナーシェフを務める「オテル・ドゥ・スズキ」の姉妹店のひとつ、「hotel de suzuki プレザンテ」だ。

世田谷エリアを中心に4店舗を構える「オテル・ドゥ・スズキ」だが、各店舗ごとに特色がある。ここ「プレザンテ」に並ぶのは、まるで季節ごとに咲き誇る美しい花々のような、色彩豊かでどこか愛らしいケーキやタルト、そしてヨーロッパ各地に伝わるユニークな焼き菓子たち。フランス、ドイツ、ウィーン、スペイン、ポーランドと、その地域はさまざまだが、どのレシピにも鈴木シェフが現地で出会った「美味しい」思い出が詰まっている。

その味わいはどれも、驚くほど軽やかで、上品。だが決してきどっているところはなく、ふんわり・サックリ・コロコロと、多彩な食感と味わいで口の中を楽しませる。ヨーロッパ菓子のイメージが変わる、鈴木氏のスイーツ。ぜひ五感でその美味しさをご堪能あれ。

hotel de suzuki プレザンテ
所在地：東京都世田谷区砧6-36-3 
電話番号：03-3417-6555
https://www.facebook.com/hotel.de.suzuki..