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知育・徳育・体育をバランス良く

世田谷区立山野小学校

小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵」駅南口を出て、線路沿いを環八通りに向かって歩くこと数分。線路の南側に広大な敷地を持っている小学校が、世田谷区内でも屈指の大規模校である「世田谷区立山野小学校」だ。
この学校は環八通りから「祖師ヶ谷大蔵」駅周辺までの閑静な邸宅地を学区に持ち、創立はおよそ半世紀前の1963(昭和38)年。現在は老朽化した校舎の建て替えプロジェクトの真っ最中で、2016(平成28)年夏の着工、2018(平成30)年の竣工を目指して事業が進んでいる。

世田谷区立山野小学校
世田谷区立山野小学校
子ども達の作品で飾られた登校口
子ども達の作品で飾られた登校口

児童は現在、約900名が在籍。世田谷の小学校では3番目の規模で、1学年に4から5クラスがある。また、現在新しい校舎の工事が進んでおり、2018(平成30)年4月に完成する予定だ。

本校が一番大切にしていることは、「授業」。児童には「とにかく授業をしっかりやろうね」ということをいつも伝え、先生方についても、一方的に教えるような授業ではなく、子どもたちがお互いに学び合うような場面をたくさん設けよう、と「授業の質の向上」を心がけているとのこと。

大字校長先生
大字校長先生
元気に運動する子どもたち
元気に運動する子どもたち

また「スポーツフェスタ(運動会)」「山野フェスタ(学芸会・展覧会)」「ミュージックフェスタ(音楽会)」からなる、特徴的な3つの「フェスタ」にも力を入れており、児童達の「知・徳・体」をバランス良く育てることができるよう、学校一丸となって取り組んでいるそうだ。

子どもたちによる作品
子どもたちによる作品
委員会活動の掲示
委員会活動の掲示

山野小学校では、学校行事や地域行事、普段の授業の中でも、地域の方々との交流・連携を大切にしている。「山野てっぺんまつり」という地域のお祭りは、本校を会場として開催されているお祭り。町会の方々が、お店を出してくれたり、教員は焼きそばを焼いたり、と色とりどりの出し物が揃う。平成27年度には、児童や地域の方々も含めて、およそ2,200人の来場者があるなど、地域の方々に愛されている学校であることが目に見える。

真剣に授業を受ける子どもたち
真剣に授業を受ける子どもたち
現校舎と仮校舎
現校舎と仮校舎

校長先生は、「小学校における生活は6年間だけの関係ではない、卒業しても、大人になっても、一生続くような教育をしよう」ということを先生達に伝えている。「表現には例えを使っていますが、そういう気概を持って、本気で子どもと向き合おう、ということが根底にあります。」まずは子どもに寄り添って、その子のいいところを見つけて、肯定的に言葉がけをする。そして、悪いところを見つけて怒るのではなく、いいところを見つけて褒めてあげる。そこを一番大事にしているとのことだ。

現校舎の模型
現校舎の模型
思い思いのポーズを残す子どもたち
思い思いのポーズを残す子どもたち

山野小学校では先生方をはじめ、地域の方々もしっかりと児童を見守り、子育てをしていこうという環境が整っているようだ。また、新しい校舎はL字型の4階建て校舎。校庭も今までよりも広く取れるようになるとのこと。子ども達も鬼ごっこをしたり、縄跳びをしたり、集会をしたりと、いろんなことに使ってもらえる校舎となるだろう。

世田谷区立山野小学校
所在地:東京都世田谷区砧6-7-1 
電話番号:03-3417-3322
http://school.setagaya.ed.jp/yano/




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