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一般の人も鮮魚を買う「千住の魚河岸」

東京都中央卸売市場 足立市場

「あだち市場の日」の目玉、マグロの解体
「あだち市場の日」の目玉、マグロの解体

都内の水産物の中央卸売市場としては「豊洲市場」に次ぐ規模を誇る「足立市場」は、1945(昭和20)年から運営されている歴史ある施設だ。市場内には50ほどの仲卸業者が店を構え、通常は業者の人たちが買い出しに訪れる場所である。場所は、京成本線「千住大橋」駅から徒歩3分ほどのところで、地域住民にとっても古くから身近な存在として愛されてきた。

2カ月に一度開催される「あだち市場の日」
2カ月に一度開催される「あだち市場の日」

地域の人たちにとって「足立市場」がよりいっそう身近に感じられるのは、2カ月に一度開催されている「あだち市場の日」だろう。この日は、一般の人々のために市場を開放し、新鮮で豊富な水産物をリーズナブルな価格で販売してくれる。卸売市場で働くプロの人たちが対面で販売してくれるとあり、開場時から一気に賑わう。抽選会といった催し物も行われる、約1万人が訪れる名物イベントだ。

大勢の人々で賑わう「あだち市場の日」
大勢の人々で賑わう「あだち市場の日」

市場の目玉は何といっても「マグロ」。マグロ解体の様子を間近に見ることもでき、食欲を刺激された来場者が長蛇の列に並んでマグロを購入している。仲卸市場では旬な魚が至る所で取引されており、関連棟では肉や野菜、果物を販売する業者の姿もある。

普段の「足立市場」は、朝5時30分頃からお店が開店。スーパーや小売関係の客が多く、8時頃からは飲食店関係の客も多く訪れる。

市場の一画には食堂も並んでいる
市場の一画には食堂も並んでいる

市場の一画には、海鮮丼で有名な「徳田屋食堂」や「かどのめし屋」をはじめ、定食屋「しいはし食堂」、寿司屋「武寿司」、蕎麦屋「たけうち」など5つの食堂も並んでいる。どの食堂も人気があり、店舗の前に列ができていることも多々あるので、「あだち市場の日」は開場と同時にまず食堂へ駆けつけるのもひとつの手。食堂は、朝8時から午後2時頃まで営業している店舗が多い。

東京都中央卸売市場 足立市場
所在地:東京都足立区千住橋戸町50 
電話番号:03-3879-2750
https://www.adachi-shijyo.or.jp/




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