関前公園
境浄水場東側、玉川上水にかかる「いちょう橋」から「武蔵野中央公園」の正面入り口まで、「グリーンパーク遊歩道」が延びている。かつて旧国鉄の武蔵野競技場線が走っていた線路の跡地を利用して作られた遊歩道だ。「関前公園」はその途中、中ほどに位置しており、遊歩道が公園を南北に貫いている。
グリーンパーク遊歩道は、ツツジやハナミズキ、ハギなど四季折々の花々を楽しむことができるので、歩いて訪れても気持ちよいが、南側の入り口にはちょうど武蔵野市のコミュニティバス・ムーバス4号路線三鷹駅北西循環の「関前公園」バス停がある。1時間に3本走っており「三鷹」駅北口から乗車15分程なので、バスでのアクセスも便利だ。
「関前公園」の特徴はなんといっても水辺空間。概ね7月中旬~9月上旬になると水遊びができることで子どもたちに人気だ。滝から勢いよく水が流れ落ちる様は見ているだけでも涼しさを感じされるが、せっかくなら大人も一緒になって水に足を入れてみたい。川底は大きな石が固められているので裸足でも大丈夫だが、サンダルを持っていくと安心だ。
公園にはシャワーが設置されているので遊び終わったら体を洗うこともできる。レジャーシートを広げる場所がたくさんあるので、着替えたりお弁当を食べたりすることもできる。木陰にもなっているので、もちろん、レジャーシートの上でゆっくりと水遊びをする子どもの姿を見守るのもいいだろう。
武蔵野市では身近な自然の回復を目的として生物ネットワークづくりを進めてきており、「関前公園」のトンボ池は整備されたビオトープの市内第1号。ヤゴやアメンボはもちろん、ザリガニなども生息している。なお、毎年7月には池の水を干して掃除をする“掻い掘り”が行われる。掻い掘りをしながら専門家が生物について説明をしてくれるので、是非参加していろんな生き物に触れてみてほしい。
関前公園
所在地:東京都武蔵野市関前3-14
電話番号:0422-60-1864(武蔵野市役所公園係)
http://www.city.musashino.lg.jp/shisetsu..