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大迫力の神輿と太鼓が秋の訪れを告げる

三鷹八幡大神社例大祭

三鷹八幡大神社例大祭
三鷹八幡大神社例大祭

JR中央線「三鷹」駅から徒歩10分、「三鷹八幡大神社」は江戸の明暦の大火(振袖火事)で罹災して神田連雀町から入植した人々の鎮守として、1664(寛文4)年に創建された神社である。応神天皇を主祭神とする村社で境内には昔、村の若者達が力を競ったという「力石」が奉納されている。また、三鷹市の天然記念物に指定されているご神木の大きなシイの木は荘厳な雰囲気を醸し出す。

三鷹八幡大神社例大祭
三鷹八幡大神社例大祭

そんな「三鷹八幡大神社」で毎年9月の第2土曜・日曜日に開催される「三鷹八幡大神社例大祭」は、三鷹の秋の風物詩として人々に親しまれるお祭りである。迫力満点の神輿に加え、法被姿や太鼓の音の景観は、都市部に暮らす人にとって疎遠になりがちな日本古来の伝統を感じられる貴重な機会となっている。

三鷹八幡大神社例大祭
三鷹八幡大神社例大祭

各町会自慢の神輿2基は100人以上で担ぐ大神輿。その大きさは台座が四尺三寸で高さが3.6mもある。重さは1.3トンというから担ぐのに100人以上が必要というのもうなずける。神輿を飾る金張りで両翼を広げた長さ1.4mの鳳凰にもぜひ注目してもらいたい。両目には3カラットものダイヤが輝き、鶏冠には真紅のルビーが500個も散りばめられている。1994(平成6)年には、そのダイヤモンドの大きさが日本一であるとギネスブックに掲載されたこともある。

三鷹八幡大神社例大祭
三鷹八幡大神社例大祭

土曜日夕方、宵宮祭が始まると、人の背丈よりも大きい大太鼓が鳴り響く。新川囃子は心地よいリズムで祭りを盛り上げてくれる。日曜日の大祭では神輿が登場し、「セイヤ、セイヤ」というかけ声のもと、100人を超える担ぎ手が街を練り歩く。連雀地区の神酒所に指定時間に行くと御神輿を担ぐこともできる。これは子どもにとっても貴重な経験になるに違いない。

三鷹八幡大神社例大祭
三鷹八幡大神社例大祭

三鷹八幡大神社例大祭
所在地:東京都三鷹市下連雀4-18-23 ほか 




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