transista(トランジスタ)
JR「吉祥寺」駅から三鷹方面に15分ほど歩いた場所にある「transista」は、2006(平成18)年2月にオープンしたインテリアショップ。オーナーが目指すのは”人の集まる場所“。古いのに未来を感じるもの、新しいのに懐かしさを感じるもの、居心地のよい空間をつくりだすあたたかみのある家具や、懐かしさと心地よさを感じられる家具をメインに扱っている。
店名のトランジスタはトランジスタラジオを意味する。“小さな事業体でも資本や規模に負けない価値を提供し、基本的な事をコツコツと継続していく”というオーナーの想いが込められている。
取り扱う家具はG-PLAN、ERCOLを中心に、1960年代のイギリス中古家具や国内製作の家具、オリジナルソファ、ヨーロッパの古い食器や照明器具などを扱っている。G-PLANはイギリス有数の家具の産地であったロンドン北西部の街 High Wycombで創業したE.GOMME社のブランド家具。当時のロンドンに暮らす人に対応した小ぶりなサイズは、日本の住環境にもしっくりと馴染む。「transista」では、デザインと機能性に優れた、1960年代前後のものにこだわり買付けを行なっている。
ERCOLも同じくHigh Wycombで生まれた創業100年を超える家具ブランドである。ERCOL社製品に限り他社で購入したものでも修理・修復・メンテナンスを受け付けている。ERCOL社の家具がイギリス現地でも年々高価かつ希少になりつつあるという現状があるためだ(2021年4月現在サービスは停止中、2021年夏より再開予定)。
人気のアイテムは仕入れ後すぐに売り切れてしまうことがあるそうなので、気になる商品がある場合には早めの問い合わせをおすすめする。まっさらな新品ももちろん魅力的だが、家具は経年によって味が出るものも多い。毎日使うものだからこそ妥協したくない人は、一度お店をのぞいてみてはいかがだろうか。
transista(トランジスタ)
所在地:東京都武蔵野市吉祥寺本町3-20-5-102
電話番号:0422-51-5707
営業時間:12:00〜18:00
定休日:火・水曜日
http://transista.jp/