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DLG金賞を受賞したドイツ伝統のバウムクーヘン

洋菓子 ヴィヨン

駅構内でも売られる桜新町の名物
駅構内でも売られる桜新町の名物

都内でも数少ないバウムクーヘンの専門店「洋菓子 ヴィヨン」。「桜新町」駅構内の売店でも「洋菓子 ヴィヨン」のバウムクーヘンが取り扱われているほど、“桜新町を代表するスイーツ”として定着している。お店は「桜新町」駅の北口を出てすぐの場所にあり、ショーウィンドウに飾られた壺や花瓶の形のバウムクーヘンが、通りかかる人々の目を引く。

外観
外観

1965(昭和40)年の創業以来、一人でバウムクーヘンを焼き続けているオーナーの大年壮(さかえ)さん。六本木の洋菓子店「アマンド」の工場で見習いをしていた時に、バウムクーヘンを焼く職人の姿を見たことをきかっけに興味を持ったという。そしてベテランの職人さんが焼く姿を見て、独学でバウムクーヘンの作り方を習得。その美味しさは、「DLGコンテスト」2017年第3回日本開催において、2014年の第2回に続けての金賞受賞というお墨付きだ。「DLGコンテスト」はドイツ農業協会が主催する世界最高峰のコンテストで、金賞は、味や食感、香りなど200に及ぶ審査項目すべてで満点を獲得した商品のみ与えられる。この味を求め、全国から注文が入るという。

店内の様子
店内の様子

「洋菓子 ヴィヨン」のバウムクーヘンは、しっとりした口当たりが特徴で、「水が無くても食べられる、口溶けの良いバウムクーヘン」という意味で、「水なしバウムクーヘン」と呼ばれている。そのなめらかな口当たりを生み出しているのが、大年さんが厳選した素材だ。カルピス社の高級発酵バターや、国産の餌で育てられた鶏のたまご「しんたまご」など、高くても良いものにこだわっている。良い素材ばかり使用しているため、乳化剤や膨張剤など添加物がほとんど含まれていないのも特徴で、小さな子どもが食べるのにも安心だ。

贈答用にも重宝される
贈答用にも重宝される

味はプレーンの他、抹茶やチョコレート、メープル、チョコレート・コーヒー・ピスタチオの3種類の味を重ねた「トリオ」、そして、甘酒を加えた新感覚のものまで取り揃えている。サイズも様々で、直径13.5cm・厚さ3cmの「特小」から、直径18cm・厚さ6.4cmの「3号」まで、またすぐに食べることができるカットされたものもあり幅広いので、人数やシーンに合わせて選ぶことができる。

ヴィヨネット
ヴィヨネット

珍しい形をしたバウムクーヘンもある。「ヴィヨネット」という商品名で、1977(昭和52)年から始めたオリジナル商品。りんごの形であればりんごゼリー、マンゴーの形のものはマンゴーゼリーが中に入っている。こちらは作るのに時間が掛かり技術的にも難しいため、他のお店では真似をできないのだそう。また、陶器風の花瓶や壺の形に焼いた大きな「グランヴィヨン」も個性的だ。こちらは注文が入ってから作り、桐箱に入れてくれる。お墨付きの美味しさと唯一無二の姿形で、近隣住人のみならず多くの方から、贈り物用として重宝されている。

洋菓子 ヴィヨン
所在地:東京都世田谷区桜新町2-8-4 
電話番号:03-3427-2555
営業時間:9:30~20:00
定休日:水曜日
http://www.villon.co.jp/




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