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遊びを通じて子どもが成長できる子育て支援施設

子育てひろば てくてく

明るい光に包まれる施設内

2017(平成29)年にオープンした「子育てひろば てくてく」は、三鷹市「地域子育て支援拠点事業」に選ばれた子育て支援施設だ。未就学児とその親が気軽に訪れることのできる場所で、「あそび合う・関わり合う・創り合う」をテーマに掲げている。副理事の平川氏は、学生時代からベビーシッターの活動をはじめ、東京都内で保育士としての経験を積んだ後、「てくてく」の開園に尽力した。お部屋は、外の光が注ぎこみ明るい雰囲気で、清潔感もある。

かわいらしいスタッフの手作りキッチン

平川氏の呼びかけに応じて集まった気さくなスタッフが常駐している。いずれも、子育て経験豊富なスタッフなので、子育て初心者のママさんやパパさんにとってよい相談相手になってくれるはずだ。スタッフが手作りしたキッチンは子どもたちに人気。自由な発想で子どもが遊び、その周りで親とスタッフが温かく見守っている。この日は、名古屋から転勤してきたばかりの親子が遊びにきていた。

種類豊富な絵本
種類豊富な絵本

平川氏は、幼児対象のワークショップの企画や運営の専門家でもあり、本の出版にも携わっている。「子どもの時間を共に生きる!」には、平川氏の子育てに対する思いが詰まっているそうだ。そうしたノウハウを注ぎ込んだ講座「えほん のはら」(1回100円)が、月1回ほど開催されている。ピアノ伴奏に合わせて絵本を読んだり音楽と絵本を融合させたりした内容で、ピアノ演奏家を招いた楽しい時間。音楽と絵本を融合させた背景には、「絵本を見ないでフラフラしている子どもがいると親は子どもを叱るもの。でも、『音楽を聞いているから大丈夫だよね』と言ってあげられれば、子どもはフラフラしていても怒られない。そのうち子どもが絵本に反応する瞬間がくるので、それが楽しみ」と平川氏。型にはめない「子育て」を親と一緒に実現しようとしている。

「子育てひろば てくてく」の外観
「子育てひろば てくてく」の外観

未就園児の親子を対象にした特別イベント「どんぐりひろば」は、1回1,000円で参加でき、自然の中で親子が一緒に遊ぶことで「関り」の楽しさを教えてくれる。「かくれんぼをすると、子どもが『今度はあそこに隠れよう』と考える。子どもが自由に発想できるように働きかけるのが私の役割だと思ってます」と平川氏。こうしたイベントを通して平川氏の取り組みに共感したママさんたちが、「てくてく」のスタッフとして運営を手伝っている。

子育てひろば てくてく
所在地:東京都三鷹市深大寺1-3-3 アフタフバーバン内
電話番号:0422-26-4381
利用時間:10:00~12:00、13:00~15:00
休館日:水・金~日曜日、祝日
http://blog.livedoor.jp/afutafubarban/ar..




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