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大正3年創業!昭島の歴史を伝える老舗の和菓子屋さん

御菓子司 元木屋

名物の「開運せんべい」
名物の「開運せんべい」

 1914(大正3)年に創業した老舗の和菓子屋「御菓子司 元木屋」は、昭島の歴史を語るに相応しい、地元を象徴するお店だ。初代から受け継がれる昭島名物「開運せんべい」は、ほんのり甘く優しい歯ごたえでどこか懐かしい味わい。伏見宮貞愛親王様も好んだという「酒まんじゅう」も変わらぬ人気ぶり。店内には昭島名物のお菓子が何種類もあるので、里帰りや知人宅を訪問する時など、手土産を選ぶのが楽しくなりそうだ。

店内には様々なお菓子が並ぶ
店内には様々なお菓子が並ぶ

昔の昭島には海があったそうで、1961(昭和36)年に地元の子どもたちがクジラの化石を発見。それがアキシマクジラと名付けられて街のシンボルになっている。「元木屋」では、毎年8月に開催されるくじら祭りのパレードをヒントに、優しい食感と甘さが人気のお菓子、和のマドレーヌを箱一杯に詰め込んだ「くじら行進曲」を販売。こちらも人気商品の一つになっている。

店内に飾られた写真やサイン
店内に飾られた写真やサイン

最近では第26回全国菓子大博覧会で金賞を受賞するなど、これまでにも数々の品評会で賞を受賞してきた。その活躍が認められ、地元のテレビ局などが取材に訪れている。店内には著名人などのサインが飾られている。

種類豊富なお菓子
種類豊富なお菓子

歴史を感じさせてくれるお菓子もあれば、「生どら焼き」といったモダンなお菓子もある。良質な鶏の卵を用いて作るどら焼きの皮でたっぷりの生クリーム餡を包んだお菓子。種類もあり、なかでも、ほんのり甘くレーズンの上品さが印象的なラムレーズンと小豆のリキュールで香りを引き立てた小倉クリームは、子どもはもちろん大人にもお勧めできる逸品だ。

店の外観
店の外観

お店は、新東京八景にも選ばれた「拝島公園」の近くにある。4月下旬から5月上旬あたりの「拝島公園」は、樹齢約800年といわれる「拝島のフジ」を見物に訪れる人で賑わう。焼き菓子「拝島のふじ」は上品な美味しさで人気だ。また、小豆餡とかぼちゃ餡を包んだ和風パイ「拝島の渡し」は、その昔、多摩川を渡し舟が運行していた歴史を伝えている。

御菓子司 元木屋
所在地:東京都昭島市拝島町4-15-32 
電話番号:042-541-1147
定休日:月曜日
http://www.motokiya.com

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