上の原東公園
さわやかな緑と居心地の良い空間に包まれた公園。12,099平方メートルの敷地内には子どもが安全に遊べる遊具や、武蔵野の雑木林を彷彿とさせる樹林、のびのびと過ごせる広場などが整備されている。2019(令和元)年に開園した公園で、子どもから大人までが過ごしやすい環境となっている。 子どもがのびのびと体を動かせる遊具は、すべり台がついた複合遊具やターザンロープなどが設置されている。樹林を適切に管理していくため、遊具や工作物は最小限に抑えられているが、小さな子どもにとっては必要十分な広場もあり、平日も多くの親子でにぎわいを見せる。公園の近隣には商業施設がそろっているので、お弁当などをテイクアウトしてランチを楽しむというのもいいだろう。
「複合多機能都市」を目指して策定した「上の原地区土地利用構想」に基づいて整備された。上の原地区土地利用構想とは、2014(平成26)年7月に“自然と調和した複合多機能都市をめざして” をコンセプトに策定された再開発プランである。かつて、このエリアには大規模な団地が存在していた。その団地の建替えにあわせて生じる広大な余剰地を活用する目的で、2011(平成23)年3月に“自然 つながり 活力あるまち”という将来像を実現する土地利用が始まった。
生活サービス、業務、産業や教育、交流、住宅など周辺の住環境と調和したまちのにぎわいと活力を生む多様な機能が適切に配置された土地利用を誘導するとともに、豊かな緑の景観の保全・創出を図るという方針が示された。その中の一つとして生まれたのが「上の原東公園」である。トイレや水飲み場も整備されているので、長時間滞在しても苦にならない。このエリアに暮らす子育て世代は利用頻度が高くなるに違いない。
上の原東公園
所在地:東京都東久留米市上の原2‐3
https://www.city.higashikurume.lg.jp/shi..