上板橋は、東京都板橋区の南西部に位置し、東武鉄道の路線が東西に、川越街道が南側を走っているエリア。「上板橋」駅南口付近には、「上板南口銀座商店街」が広がり地元住民に愛される街並みとなっているが、多くは閑静な住宅地で落ち着きのあるエリアだ。地元民からは、「上板（かみいた）」と親しみを持った呼ばれ方をしている。

「東京で一番住みたくなるまち」をめざして

板橋区では、板橋区都市づくりビジョンを策定し、「都市生活の質」を戦略的に高めていくための取り組みがおこなわれている。短期的には、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」開催等を契機とした、国際交流・広域交流拡大の好機を活かした都市づくりを目指している。そして、長期的には概ね20年後までを見据えた、次世代に継承する魅力・価値を創造していく事を目標としている。

他にも、「すくすくカード事業」として、板橋区が指定する子育て支援サービス等の中から、好きなサービスを選んで、利用券（すくすくカード）でサービスを利用出来る仕組みがあり、ファミリーに優しい施策が取られている。他にも板橋区の取り組みには、3つの柱があり、「多世代が交流する健康長寿の街づくり」、「企業とパートナーシップを持つことで人と人との繋がりの持てる街づくり」、「若者が住みたいと思える・若者のライフスタイルに合った街づくり」を推進しているため、新たな居住地としても住みやすい環境づくりが進められている。

なお、上板橋エリアには、駅近くに「板橋区役所 常盤台区民事務所」がある。住民票・印鑑証明・住民税課税（非課税）証明書・戸籍など各種証明書の発行なども出来るため、手続が必要となった際など、近くに公共施設があるのは頼りになるだろう。

「池袋」駅まで直通で15分。都心へのアクセス環境は抜群

上板橋エリアの最寄り駅、東武東上線の「上板橋」駅から「池袋」駅までは直通15分の快適アクセスが実現する。都心の主要駅へのアクセスは、1回の乗り換えで、「新宿」駅まで21分、「渋谷」駅まで27分、「東京駅」まで32分となる。また、「池袋」駅まで約3.6㎞、「新宿」駅までは約9.1㎞のため、車での移動も比較的すぐの距離。帰りが遅くなったときでもタクシー利用のハードルが高くないのは嬉しいポイントだ。

また、「上板橋」駅からは、3路線のバスが出ており、東京メトロ副都心線、有楽町線の乗り入れる「平和台」駅や、都営地下鉄大江戸線の「練馬春日町」駅へも楽々アクセスが出来る。東武東上線以外を利用したい時には、バス路線も便利で活用しやすい。

更に住みやすい環境へと、進化を続けるエリア

住みやすい住環境が整ったこのエリアでも、「上板橋駅南口駅前東地区第一種市街地再開発事業」として、地上32階、最高高さ約110ｍの再開発ビルの建設が計画されている。また、川越街道から駅前への幅員16mのアクセス道路と面積約3,900平方メートルの交通広場を整備する事が計画される。

現在の駅前は商店街周辺も含め、コンパクトにまとまった環境になっているが、建物の不燃化など防災面の強化と、更なる商店街の活性化を目的としている。この計画により「上板橋」駅前はより便利に、より綺麗に進化を続けていくだろう。

日常使いに最適なショッピング環境

「上板橋」駅前には「まいばすけっと 上板橋駅前店」や、規模の大きい「コモディイイダ 上板橋店」もほど近く、買い物に不自由する事はない。

また、地元住民に愛される「上板南口銀座商店街」は、チェーン店、コンビニやスーパーなど、豊富な商品を持つ便利な店舗も増えているが、戦後からの古い商店もまだまだ残っている。あたたかな人情味に溢れる商店街では、そのほかにも飲食店や、雑貨店にケーキ屋などが揃っており、1つの通りで何でも揃う買い物環境が広がっている。

多くの公園と緑に囲まれた、落ち着いた街並み

上板橋エリア周辺には、「板橋区平和公園」や「七軒家公園」、「城北中央公園」など、広大な敷地を持つ公園が多いのも魅力だ。遊具の豊富にそろった公園や、四季折々の表情をみせる公園で、のびのびと休日を過ごすことが出来る。

さらに、「板橋区平和公園」では、敷地内に新たな「板橋区立中央図書館」が建設されるため、完成後には地域の方が集える、より魅力的なスポットになるだろう。