新路線構想とオリンピック開催でさらなる発展が期待できる豊洲エリア
豊洲エリアは、近年、生活利便性が向上し住みやすい街として注目されています。そんな豊洲エリアは、新しい鉄道路線の構想や2020(平成32)年の東京オリンピック開催決定で、今後さらに魅力的な街へと変化を遂げようとしています。将来、豊洲エリアはどのように変化していくのでしょうか。実際に現地を見てきました。
◇◇◇◇◇◇
近年、急速に発展を遂げた豊洲エリアでは、2つの新しい鉄道路線の計画があります。そのひとつが東京メトロ有楽町線の「豊洲」駅と東京メトロ半蔵門線の「住吉」駅を結ぶ路線の新設計画です。
これは現在「豊洲」駅から「住吉」駅方面に延伸して、湾岸エリアと「東陽町」駅、「住吉」駅方面へのアクセス性を向上させる計画で、2025(平成32)年の開通を目指しています。実現すれば江東区役所のある「東陽町」駅や、都営新宿線、東京メトロ半蔵門線など、使える路線の選択肢が増えそうですね。
江東区の「平成24年東京8号線(豊洲~住吉間)事業化検討委員会調査概要」によれば、この新路線には2つの新しい駅が想定され、そのうちのひとつは江東区枝川の「枝川小学校」付近とされています。
また、現在は「豊洲」駅が終点となっているゆりかもめにも「豊洲」駅から「勝どき」駅方面への延伸計画があります。ゆりかもめ「豊洲」駅の終端部は「勝どき」駅方面にカーブしていて、実現が期待できそうですね。
豊洲エリアを含む東京の湾岸エリアでホットな話題となっているのが2020(平成32)年の東京オリンピック開催決定です。湾岸部には選手村をはじめ、多くのオリンピック施設が建設される予定です。(右の図は晴海の選手村建設予定地周辺)
そんな臨海部の競技会場の予定地のひとつが「新木場」駅近くの「夢の島公園」です。ここではアーチェリーやバドミントン、バスケットボールなどの競技会場ができる予定です。豊洲エリアから「夢の島」など湾岸部の競技場へ向かう道は、気持ちのよい並木になっている区間もあるので、散策がてらの観戦を楽しめるかもしれません。
東京オリンピック開催も決まり、ますますの発展が期待できる豊洲エリア。これからどのように変わっていくのか注目したいですね。
新路線構想とオリンピック開催でさらなる発展が期待できる豊洲エリア
所在地:東京都江東区